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出版社内容情報
「たとえ罰せられても医師として覚悟の上。国や法律ができる前から医療は存在してるんだ」
性同一性障害者の手術を600人以上執刀した医師・和田耕治の知られざる物語。
性転換(性別適合)手術がタブーの頃から自らの哲学のもと、性に悩める患者を救い続けてきた。
2007年に53歳で急逝した伝説の医師が今蘇る!
【出版社からのコメント】
故・和田医師(1954?2007年)の生前に残した記録(ブログ・家族、関係者の証言、裁判記録)をもとに構成し、
和田医師の生涯と哲学に迫る。
2018年4月、日本では適合手術に保険が適用されることになった。
しかし、その是非が問われている。今こそ問いたい、性とは、生とは何か。
「たとえ罰せられても医師として覚悟の上。国や法律ができる前から医療は存在してるんだ」という
医師の信念に強く揺すぶられる、肉迫の一冊。
はじめに
序章
第1章 生い立ちーー大学時代
公美子回想1
第2章 外科から形成外科、美容外科へ
公美子回想2
第3章 大阪へ
公美子回想3
第4章 初めての性転換手術
第5章 新しい動き
第6章 開業へ
第7章 「和田式」の変遷
第8章 最初の事故
第9章 性転換・美容整形へ全力投球
公美子回想4
第10章 最も不幸な医療事故
公美子回想5
第11章 医療機関への憂慮と希望
第12章 神に感謝
終章 燃え尽きて
長いあとがき
父を思う 長男
父を思う 次男
補遺
・ブルーボーイ事件
・性転換史
和田耕治[ワダコウジ]
著・文・その他
深町公美子[フカマチクミコ]
著・文・その他
内容説明
当時、約30年間もタブー視されていた「性転換手術」。ある一人の医師、和田耕治が体制に囚われず、患者を救うために立ち上がった―。国内で600人以上の「性転換手術」を行った伝説の医師。感動のノンフィクション。
目次
生い立ち―大学時代
外科から形成外科、美容外科へ
大阪へ
初めての性転換手術
新しい動き
開業へ
「和田式」の変遷
最初の事故
性転換・美容整形へ全力投球
最も不幸な医療事故
医療機関への憂慮と希望
神に感謝
燃え尽きて
長いあとがき
補遺 ブルーボーイ事件
性転換史
著者等紹介
和田耕治[ワダコウジ]
1953‐2007年。性転換(性別適合)手術の第一人者で、大阪市北区の美容・形成外科「わだ形成クリニック」の院長を務めた。宮崎県延岡市出身。群馬大学医学部を卒業後、東京逓信病院、東京警察病院、大手美容クリニックを経て、1996年に大阪で開業。1997年に日本精神神経学会が「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン」を策定した後も、ガイドラインに束縛されることなく、患者の希望に沿い性転換(性別適合)手術を行った。その手術数は国内で600人以上。学会や社会からは異端視されたが、ジェンダーに悩む多くの人々に尽力的かつ安価に、医療手術・整形手術・性転換(性別適合)手術などを行った。2007年、自身の病院で突然死した
深町公美子[フカマチクミコ]
群馬県前橋市出身。就職先の群馬大学で、学生の和田耕治と出会い結婚。現在は鍼灸師、認定エステティシャン、東洋アロマセラピスト、薬膳五味五色コーディネーター。鍼灸(東京医療専門学校)、美容(SABFA)の学校を卒業後、A‐ha(アハ)治療室開業。大手企業マガジンではツボやアロマの連載、女性誌、健康雑誌では美容・健康に関する特集や別冊付録を数多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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