ゆりかごにそっと―熊本慈恵病院「こうのとりのゆりかご」に託された母と子の命

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ゆりかごにそっと―熊本慈恵病院「こうのとりのゆりかご」に託された母と子の命

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908925399
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

どの子もかけがえのない子であり、
人類の歴史を作る誇り高い存在だ。
私は頑固に言い続けた。
「なによりも命が大事。命を助ける」
(本文より)

日本にあるベビーボックスは「こうのとりのゆりかご」ただ一つ。
72歳の医師が「こうのとりのゆりかご」を開いて10年、
あらゆるバッシング、危機に耐え、130人の命を救ってきた。

第1章 追い詰められるお母さんと子
第2章 「ゆりかご」への道の風景
第3章 悩み深い母、そして家族
第4章 どの子も愛に包まれ育つ権利がある
第5章 私がいただきます
第6章 出自とは?
第7章 世界の匿名出産、内密出産
第8章 蓮田健が法医、先輩産婦人会医に聞く

蓮田太二[ハスダタイジ]
著・文・その他

内容説明

日本にあるベビーボックスは「こうのとりのゆりかご」ただ一つ。72歳の医師が「こうのとりのゆりかご」を開いて10年、あらゆるバッシング、危機に耐え、130人の命を救ってきた。

目次

第1章 追い詰められる母と子
第2章 「ゆりかご」への道の風景
第3章 悩み深い母、そして家族
第4章 どの子も愛に包まれ育つ権利がある
第5章 私がいただきます
第6章 出自とは?
第7章 世界の匿名出産・内密出産
第8章 蓮田健が法医、先輩産科医に聞く

著者等紹介

蓮田太二[ハスダタイジ]
1936年台湾に生まれる。1962年熊本大学医学部卒。1963年熊本大学医学部産科婦人科学教室入局。1969年社会福祉法人聖母会琵琶崎聖母慈恵病院。1971年同上院長就任。1978年医療法人聖粒会慈恵病院を設立。病院の運営を移管。理事長就任。2007年「こうのとりのゆりかご」設立。運営開始。2011年病院長兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しいたけ

114
「赤ちゃんポスト」と呼ばれてしまったことがバッシングの引き金になった。なにも、いらない赤ちゃんを投げ入れる場を作ったわけではない。親の責任だの母性だのと母親を責めている間に赤ちゃんは死んでいく。「なによりも命が大事。命を助ける」。この病院の取り組みは、単にゆりかごを作っただけではない。365日24時間対応の相談窓口。関係機関との連携。特別養子縁組のサポート体制。只々赤ちゃんを生かすために骨身を削る。虐待死した結愛ちゃんについての記述もある。「我々は虐待死した子の叫びを聞いたのだ」。社会が応えねばなるまい。2019/02/17

nyaoko

78
望まない妊娠をした女性と、その命を救いたいと言う一心で赤ちゃんポストを立ち上げた慈恵病院。この報道があった時、世論は酷いものだった。捨て子を誘発するとは何事か。人に知られない妊娠と出産をするような女を擁護するとは何事か。そう言った非難が多かった。そんなに責められるものなのだろうか、その女性を、産まれてくる何も知らない無垢な赤ん坊の命を。命を守りたいと奮闘するこの病院のスタッフ達に深い敬意を表したい。赤ん坊と、母親の二つの命を守る事は、その母親の家族や大切な人の命を守る尊い事だと。少子化なんだろ、この国は!2018/12/10

ぶんこ

47
熊本の病院が「こうのとりのゆりかご」を設置した時、数々のバッシングを受けました。それには「何よりもまず命」と言い切った著者と、当時の熊本市長に大拍手。当時批判的だった日本のトップの方々も、ある賞を受賞した時には授賞式に出席されたそうです。理解が拡がったのなら嬉しいのですが。最後の方に特別養子縁組における「愛知方式による養親の誓約書」が書かれていて感動しました。ボランティアでも寄付でも、色々と批判したい事があったとしても、何もしないよりは良い。どんな動機があったとしても、それで助かる人がいればいい。2019/08/31

アイシャ

40
何事も先駆者となる人は世の批判を受ける。作者は世に言われる『赤ちゃんポスト』のシステムを始められた方。子捨てを助長するとして多くの批判を受けたことを覚えている。一歩間違えれば『保護責任者遺棄ほう助罪』に問われる行為らしい。それでもこのシステムを始めずにはいられなかった悲しい現実がたくさんあったのだと思うし、最近でも小さな命が失われたニュースを聞く。この本が出版された2018年当時「こうのとりのゆりかご」のシステムはこの熊本慈恵病院にしかなかったそうだ。勇気ある行動だと思う。2022/06/26

スノーマン

30
色んな覚悟を決め、産む、そして育てる。全ての女性が安心してそう出来るとは限らない。知識もなく、お金もなく、日々大きくなっていく不安とお腹を抱える女性。蓮田さんが様々な非難を受けても『こうのとりのゆりかご』を設置した背景がよく分かる。助かる命が一つでも増える。実の親がゆりかごを選択してくれたからこそ今がある、と言える子供さんが一人でもいる限り、必要な制度。2019/07/31

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