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本人に訊く〈1〉よろしく懐旧篇

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  • サイズ A5判/ページ数 332p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784908920059
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

2016年9月現在、著作数264作。デビュー作『さらば国分寺書店のオババ』(’79)から『はるさきのへび』(’94)まで78作の裏事情をきく!

目次

1 ガリ版書乱時代(さらば国分寺書店のオババ;わしらは怪しい探検隊;気分はだぼだぼソース ほか)
2 活字大逆上時代(シークがきた;インドでわしも考えた;赤眼評論 ほか)
3 波頭怒涛之空電時代(白い手;ホネのような話;旅から帰ってきて ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アナクマ

29
【文庫版を読了】目黒考二が問いただす、椎名誠の作品解説・ファンブックその壱。94年までの78(77?)作品を取り調べ。特別収録6篇(旧アドバード!)や写真資料が嬉しい。◉「青春を人質に取られた」状態なので、懐古的に昔をふりかえるだけの本だったら逆に嫌だなと躊躇したのですが、相変わらずのいい加減/愛ある追求・分析のコンビと若干の作品論にひと安心。◉むかし「椎名誠は酋長である」と喝破した人がいたが、このエネルギッシュな男はこうして仲間に囲まれ賑やかなままに退場するのだろう。2019/08/30

OHモリ

9
・「本の雑誌社」では一緒に仕事をしていたし「東ケト会」メンバーでもあった盟友の評論家の目黒さんが、椎名誠の全作品を対談で振り返るという企画を本にしたもの。ごめんなさい、これも図書館本。 ・面白かった!この(壱)ではデビューしてから77作品までが取り上げられているのだが、サクサク読めた。 椎名誠の本は手元にあるのを数えてみたら30冊くらい、その後は図書館で借りているので4-50冊くらい読んでるのかな?と思う。 2020/01/25

あにき

6
びっくり水のような本(笑)デビュー作から順に解読していく。本書で参照されている『自走式~』の元になった本を持っているのだが、数種類出ている版の何れを選ぶのか参考にするために購入。はじめにで触れられている『文章が風化』という一節に大いに納得する。最近読み直し始めた、他の人の作品で何となく違和感を感じていたのはこれだった。また椎名作品には『何が起きているかわからない』路線小説というのがある(らしい)。どうりで読んでいてわけが解らなかったわけだ(笑)2016/11/16

てつや

6
先日、本書出版記念に開催されたふたりのトークショーに参加してきたのですが、まさに本書の掛け合いの通り、とても盛り上がっておりました☆ いやぁ。 相変わらずこの人たちは、面白い。 椎名ファン、目黒ファンのみならず、多くの方に味わってほしいです☆ 2016/11/02

りょうけん

5
例えば「さらば国分寺書店のオババ」などに関する数本わ、WEBの「椎名誠 旅する文学館」でタイムリーに読んだ。 でも、その時わこの単行本の様に至れり尽くせり親切万来的な内容でわなかった。 そう言う意味でこの単行本『本人に訊く・・』わ、めちゃくちゃ意味ある本だ! と思うのっす。 この本を読んでいると、またもやもう一回シーナ兄ぃの全本を順繰万端に読み返してやろうかしらと無駄に思ってしまうのであった。 うーむどうするか。他に読みたい本わいっぱいあるしなぁ。うーん嬉しい困ったw(^^)w2017/02/14

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