「お静かに!」の文化史―ミュージアムの声と沈黙をめぐって

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「お静かに!」の文化史―ミュージアムの声と沈黙をめぐって

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784867660706
  • NDC分類 706.9
  • Cコード C0070

内容説明

図書館、劇場、コンサートホール―公共性のはざまで揺れながら考えるために。

目次

1 美術館という場から考える
2 雑音と権力
3 会話と雑談
4 「公共性」を考える
5 鑑賞と美術
6 沈黙と静粛に関するケーススタディ
7 声と語らいの価値

著者等紹介

今村信隆[イマムラノブタカ]
北海道大学大学院文学研究院准教授。放送大学客員准教授。1977年、北海道生まれ。北海道大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。民間のバス会社で働いた後、札幌芸術の森美術館に勤務。その後、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)専任講師、同准教授、甲南女子大学准教授等を経て、現職。北海道大学プラス・ミュージアム・プログラム代表(2022~2024年度)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

MASA123

12
図書館の新刊本コーナーにあった本。おもしろかった。本の内容は、帯に記されている通りなのでそのまま引用しておく。・・・作品にじっくりと向き合い、それを味わったり理解したりするための〈沈黙〉か〈静粛〉か。それとも〈語らい〉や〈対話〉のある空間か。作品の鑑賞にとっては、どちらが、より好ましいだろうか。あるいは、どちらがより「正しい」のだろうか。・・・ 自分の場合、基本は美術館では自分だけの作品(の鑑賞)を楽しみたいので沈黙派だけど、偶然、出くわした鑑賞ガイドツアーの作品説明が、いいね!と思うこともある。2025/02/05

つまみ食い

7
美術館などでなぜ静かに鑑賞することが求められるのか、という問いを起点に芸術作品の鑑賞についての言説史へと進んでいく2025/04/29

Humbaba

5
ある体験をしているときに、他の人のコメントが入ってくる。そして、そのコメントに引きずられて自分の感じ方も変わってくる。変化は良い方向の時もあれば悪い方向の時もあり、それは悪いものという訳でもない。ただし、必ずしも良いものというわけではなく自分自身の感覚を大切にしたいという時もある。どちらを求めるかは人によってもそのタイミングによっても変わってくるが、他人に強制されたいものではない。2025/04/22

skr-shower

3
一人静かに芸術に対し、深く沈むように鑑賞するのも良し。対話しながら鑑賞するも良し。大声や他者に言い聞かせるような自論は迷惑なので「お静かに」。対話しなければ鑑賞できない人は控えめな話声だと思われます。撮影できない・触れないが可能になっている展覧会もあるのだから、「お静かに」も色々パターンがあらわれるでしょう。2025/02/02

茨木あき

2
美術館での鑑賞では、1人で自由きままにみる方が好きだけど、その一方で感想をSNSに投稿したりして誰かと共有したい気持ちもある時がある。友人と対話しながら見るのも確かに楽しい。1人で見ていると特に感想を言葉にする必要がなくて流し見になってしまうこともあるし、どちらの見方も一長一短だなぁと思った。2025/07/10

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