内容説明
グローバル時代における地域の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する地域デザイン学会の研究論集。今号の特集は「地域デザインをめぐる経済・文化・テクノロジー」。原田保ら研究者の論文と研究ノートを収録。
目次
『地域デザイン』第15号の刊行にあたって
巻頭論文 もう1つの地域デザインモデルとしての「ISETデザインモデル」の提言―従来の「ZTCAデザインモデル」に加えて
論文1R 地域ブランディングにおけるコンテクスト構造のモデル化
論文2R 明治産業革命の「負の遺産」とダークツーリズム
論文3 宗教・神話・死生観の再デザイン―「創造的多文化主義」の提案
論文4 経営学の視点からの結社(短歌・俳句)の研究
研究ノート1R 多文化コミュニティにおけるアートの役割―ソーシャリー・エンゲイジド・アートの視点から考える地域づくり
研究ノート2R 「越境」する主体―鉄道会社による地域ブランディングの試み
研究ノート3R サンフランシスコ、カストロにおける重層的地域デザイン―LGBTとIT技術者の住むリベラルな街
地域デザイン学会叢書要旨 コンステレーションマーケティングによる地域価値発現のための多様なゾーンへのアプローチ―エピソードメイクのためのSSRモデルによる事例分析