内容説明
転職して早々、御曹司の宮園常務に口説かれる毎日。顔も肩書きも上司としての器もある完璧な彼が選んだのが私だなんて。絶対なにか裏があるはず!私は騙されないんだから!って思っていたけど、私にだけ見せるイジワルな表情や優しさは嘘には見えなくて。「俺の知らない君をもっと知りたい」仕事で訪れたホテルで、嬲るように執拗なキスと情熱的な愛撫に翻弄され、快楽の波に溺れそうになって…。私をきつく抱きしめるこの腕を、信じてもいいの?堅物女子の絆され溺愛ラブ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
honoka
7
★★★☆☆ヒーローは最初は理由があってヒロインに近づくが、次第に本気で好きになり、ヒロインはヒロインで平社員の自分に近づくなんて裏があると警戒して…といったじれ系ラブ。──半分以上経たないと結ばれないから凄くじれったかった。これ系はラブシーン目的で読んでるからまだかなぁって思いながら読んでいたけど、満足できたのでOK。でも、自ら奉仕したりヒロインがかなり積極的で意外だった。ヒーローは、不器用でヘタレ。そしてちょっと変態なのが面白いし可愛かった。ヒーロー目線もあるから彼の心情がよく分かって微笑ましい。2022/07/05
かける
5
遺言の件が終わるまで好意を伝えられない気持ちはわかる。祖父の計らいがなければもっと告白は遅かったんだろうなと思うとやっぱりヘタレだね2022/06/27
光野 翳
5
百貨店外商からホテル業界にヘッドハンティングされたヒロイン×本社常務である御曹司の話。御曹司は転職早々、ヒロインを熱心に口説く。ヘッドハンティングの件も含め何か裏があるはずと勘ぐるヒロイン。実は、彼女の祖母を恩人とする御曹司祖父が彼女に会社の株式贈与を考えていることを知り、阻止するための動き・・という流れの話。近づくにつれ、御曹司もヒロインのことが大スキになってしまうというお約束の流れ。最後は祖父のお茶目な計画で上手くいくんだけど、そういうとこがヘタレと言われるんだね。スイッチ入ったヒロイン、やるな。2019/09/03
やまと
5
最近の、ささめさんの本は中々好みかも! 溺愛ものは読んでて安心する2018/06/08
マチ
5
これも書くの忘れてた。目的があって近づいてきたヒーローと、簡単には流されないヒロイン。それぞれの事情が思ったより深くて良かった。2018/06/02