内容説明
領域横断的に発達を見る。乳児期のロコモーション(移動運動)の発達が、知覚、認知、言語、モノや他者とのかかわりなど他の領域の発達に波及していく様相を、観察や実験で得られた研究知見をもとに読み解いていきます。乳児の発達に関心をもつ養育者や保育者、心理学や教育学を専攻する人に。
目次
第1章 発達カスケード
第2章 運動発達と移動の始まり
第3章 歩行発達と行動の変化
第4章 歩行発達と言葉のやりとり
第5章 歩行発達と視線のやりとり
第6章 モノを見せる、渡す、指さすこと
第7章 模倣とタッチ
第8章 発達カスケードの多様性と冗長性
著者等紹介
外山紀子[トヤマノリコ]
1993年、東京工業大学総合理工学研究科博士課程修了、博士(学術)。現在、早稲田大学人間科学学術院教授
西尾千尋[ニシオチヒロ]
2019年、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了、博士(学際情報学)。現在、甲南大学文学部講師
山本寛樹[ヤマモトヒロキ]
2017年、京都大学大学院文学研究科博士課程指導認定退学、2020年、博士(文学)。現在、インディアナ大学日本学術振興会海外特別研究員、大阪大学大学院人間科学研究科招へい研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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