犬と人はなぜ惹かれあうか

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908655111
  • NDC分類 489.56
  • Cコード C0045

出版社内容情報

犬とは本当はどんな動物なのか。人間との関係は、どのよう経緯でできあがったのか。人と犬の幸福な関係を探るノンフィクション!犬という動物の本当の姿が見えてきた!

「犬は人類のもっとも古い友人」と言われるけれど、犬についての研究はまだ発展途上、新説も次々に登場している。一方、犬は長いあいだあまりに身近な動物だったため、従来の通説やイメージが根強く残っているのも事実。犬とは本当はどんな動物か。人間との絆は、どのようにできあがったのか。人と犬の幸福な関係を探るノンフィクション!

Part1 ぼくらは犬を誤解している
人は犬のことをよく知っているはずなのだが /「尻尾を振る=喜んでいる」はほんとうか?/尻尾は口ほどにものを言うのか?/犬はどんなときに尻尾を振るのか/庭駆け回る犬と炬燵猫/両極端に走る、犬のイメージ

Part2 ぼくらの犬は暴君なのだろうか 
「しつけ」の不思議/しつけ本信ずべし、しかもまた……/飼い主の「べからず」/問題行動は「支配欲」から/オオカミのことがわかってきた

Part3 なぜ犬は誤解され続けるのか
オオカミと犬とを分けるもの/人間上位とはどんなことだろう/決定権は誰が持つ/観念的な序列と物理的な位置/「順位づけ」にメリットはあるか/「権勢本能」は魔法の言葉

Part4 犬と人がともに生きる奇跡
いつごろ犬は犬になったか/家畜化できる動物とは/家畜化条件とオオカミ/オオカミ、人と出会う/オオカミがやってきた/ギンギツネも犬になる?

Part5 なぜ人と犬はともに暮らせたのだろう
オオカミが人にもたらす利益/人とオオカミが組んだ最強のタッグ/人とオオカミの特別な関係/人とオオカミの決定的な共通点/ぼくらは正解を知っていた?/キーワードは「ネオテニー」/飼い主の喜びが犬の喜びになる理由

Part6 ともに暮らして感じる犬の不思議
犬にはまったく別の世界が見えている/世界の違いは「色」だけではない/どう考えてもすごすぎる犬の嗅覚/犬にとって人は「人」か「犬」か/コテツが求めている報酬とは/なぜぼくは襲われたのか

Part7 ぼくらはなぜこんなに惹かれあうのだろう
人は犬を手放さなかった/人は「かわいい」ものに目がない/目とコミュニケーション/人と犬はともに進化した/人のそばにはいつも犬がいた

辻谷秋人[ツジヤアキヒト]
著・文・その他

内容説明

人と犬の幸福な関係。ぼくらはどれほど犬のことを知っているのだろう。本気で犬という動物を理解する!

目次

1 ぼくらは犬を誤解している
2 ぼくらの犬は暴君なのだろうか
3 なぜ犬は誤解され続けるのか
4 犬と人がともに生きる奇跡
5 なぜ人と犬はともに暮らせたのだろう
6 ともに暮らして感じる犬の不思議
7 ぼくらはなぜこんなに惹かれあうのだろう

著者等紹介

辻谷秋人[ツジヤアキヒト]
1961年、群馬県生まれ。雑誌編集者を経てフリーライターに。科学、スポーツ、ビジネスなどの分野で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゃも

14
犬の行動学などの本を読むのが好きだ。それっぽい本を見つけるとつい鼻息が荒く なってしまう。これも新しい情報を期待して読み始めたのだが、途中で気づいた。研 究者が書いた本じゃないじゃないかっ!近年になってようやく盛んになってきた犬に ついての研究の数々を紹介する本なら『犬が私たちをパートナーに選んだわけ』の方 が面白いと思う。ただ、こうした本が日本人の手よって書かれ出版されるようになっ たことはとても嬉しい。今後に期待する。2020/08/11

紗窓ともえ

10
面白かったです。 ジャレット・ダイヤモンド先生も勘違いしているくらいですから、未だに多くの訓練士が権勢症候群や序列の考えで躾をしようとしているのも仕方ないかと呆れもしましたが… 家族のありようが犬と人で「初めの一歩」で上手くいった理由かもしれないという考察は納得です。2019/05/01

kanae

7
犬はオオカミのネオテニー(幼体の特徴を残したまま)。ネオテニーは犬だけでなく人間にも当てはまる。見た目だけでなく、「怖いもの知らず」の子どもの性質も。たしかに。 本の主旨からはズレるが、 人間の好奇心、探究心がこんなにも強いのはその為かも。だから新しい技術、開発が生まれる。 最近、大人になってからもアニメ、ゲームなど子どもの頃好きだった遊びをそのまま趣味として続ける人が増えているのも、人間は進化の途中ということの現れなのかもしれない。2021/02/05

みみりん

2
犬の研究者が書いたのではない。様々な専門的な犬の研究者の著述を紹介しているので、読みやすい。飼い主より先に食べ物を与えてはいけないとか、散歩の時に犬の行きたい方向に行ってはいけない等の昔から言われている躾について疑問を述べている。 犬と一般論で言うけれど、同じ犬種であっても人間と同じように性格はそれぞれで個によって、育ち方によっても凄く違う。 ただ嫌なことをされたとき(我が家の場合は爪を切るとか)、思わず歯を剥いて唸るのは身を守る本能なのだと実感する。2019/08/31

魚谷 阿希

2
犬とオオカミについての違い。どのようにしてオオカミは犬になったか。犬に対する誤解。犬(人)は何故人(犬)と共に生きるのか。 などを実に分かりやすく、段落分けされていて、作者の飼い犬も度々紹介しながら書かれている。 まさに私が知りたかった内容はここに集結していたといってもいい。 今までオオカミと犬の本を片っ端から読んではきたが、どれも何故かというところに疑問が残っていた。 この本は実験や研究もふまえてつづっているので、とても納得がいく内容だった。 しかし、やはり犬の研究はまだまだこれからというところだ。2019/08/04

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