いけばなときもの

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いけばなときもの

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  • サイズ A5判/ページ数 168p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784908655067
  • NDC分類 793.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本の伝統文化を代表するふたりが語り合った、いけばなときものに通じる「日本の美意識」。日本人らしい暮らしや生き方のヒントに。「数少なきは心深し」「余白を生かす」「心地よいアンバランス」……。
日本の伝統文化を代表するふたりが、いけばなときものに通じる「日本の美意識」について語り合いました。長い間、日本人の生活を彩ってきた伝統文化の魅力が、親しく面白く感じられます。そして同時に、いまを生きる私たちにとっての、日本人らしい暮らしや生き方のヒントも見つかります。


一 日本の伝統文化
五〇〇年、千年続く知恵/心を配るのがおもてなし/寄り添うことの美しさ/形より姿/ひと手間、ふた手間かける/DNAに刻まれた美意識/文化が熟成する国・日本

二 日本人と自然、季節
秋はささやくようにやって来る/鳥も花も草も木もみんな仲間/四季の移ろいを愛おしむ/曲がった枝の面白さ/数少なきは心深し/桜は散る、椿は落ちる、萩はこぼれる/枯れた花にも華がある

三 いけばなときものの変遷
はじまりは立て花/小袖で広がったきもの文化/江戸時代のいけばなときもの/明治時代のいけばなときもの/ルール、作法に縛られない

四 いけばなに学ぶ、日本の美意識
余白を生かす/七五三のリズム/水際に凝縮される命/一期一会/日常の営みにこそ物語がある/「型」は合理的な道案内

五 いまを生きる私たちのために
花の名前に心を寄せて/人間らしく生きませんか?/心を潤し、整える作用/もっと身近な生活文化として/手仕事の自信と誇り/大らかな日本の心に包まれる安心感



池坊専好[イケノボウセンコウ]
555年の歴史を紡ぐ、華道家元池坊の次期家元。女性初の家元継承者。2015年に専好を襲名。2013年にはニューヨークの国連本部で平和祈念の献花を行うなど、多彩に活動。

矢嶋孝敏[ヤジマタカトシ]
株式会社やまと代表取締役会長。創業100年の同社において、日本のきもの文化継承のための、きもの改革に取り組む。著書に『きものの森』『つくりべの森』、共著に『きもの文化と日本』がある。

内容説明

日本人らしい暮らしや生き方のヒント。

目次

1 日本の伝統文化(五〇〇年、千年続く知恵;心を配るのがおもてなし ほか)
2 日本人と自然、季節(秋はささやくようにやって来る;鳥も花も草も木もみんな仲間 ほか)
3 いけばなときものの変遷(はじまりは立て花;小袖で広がったきもの文化 ほか)
4 いけばなに学ぶ、日本の美意識(余白を生かす;七五三のリズム ほか)
5 いまを生きる私たちのために(花の名前に心を寄せて;人間らしく生きませんか? ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Noelle

6
数年前、池坊の初活けの際に専好さまにご挨拶させていただき、その物柔らかなお話ぶりにさすがと思ったことでした。長く着物に携わってこられた矢島氏との対談でお二人が語っていることは、きものもいけばなも同じような心で接しているということ。日本人の美意識の下にある、自然との向き合い方、生死も包括して日常の生活の中で心豊かに過ごすべく、丁寧に日々を生きていく。今のコロナ禍の中で、私たちが気付いたこともそれだったのではないでしょうか? 西洋文化と比較しての日本文化の美意識のありようを改めて認識したことでした。2021/11/30

拡がる読書会@大阪

1
ところどころに綺麗な写真もあって、観るにも良い本とのことですが、その綺麗なものに仕上がるまでの一つ一つのステップ、プロセスに意味があることに気付かされるということで、それが毎日の丁寧な生活に繋がりそう。 https://note.com/sharebookworld/n/n15b1a7eddc452023/02/27

らいしょらいしょ

0
ちゃんと、ここでサーチしたらあった。この本。矢嶋会長の本は前に一冊読んだことがある。それは本当にこれからのきものをとらえていくのに、自分としても頷けるものだった。今回もかぶっている部分はけっこうあったけど、いけばなとの共通点を多く語っていたかな。いけばなは素人だけど、なるほどこんな世界なんだと感心。ママ振りの有用さは、実感したからまさに納得。2017/09/24

takanori_45

0
生花や着物の視点から日本の美についてふれてることができて、日々忘れてしまいそうな大切な気持ちに思い出すことができる2020/05/11

ekoeko

0
池坊の次期家元と着物のやまとの社長の対談形式の本。「お・も・て・な・し」の違和感、自分も感じてました。自分の心を相手に添わせる心配りがおもてなし、に同感。お茶が中国からきたのは知っていましたが着物=呉服で三国志の魏呉蜀の呉からとは知りませんでした。2018/07/10

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