映画夢情

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  • サイズ 46判/ページ数 676p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908568329
  • NDC分類 778.2
  • Cコード C0074

内容説明

1960年代初めより映画への溢れる愛憎を自在闊達な思考と文体で書き継いできた佐藤千穂。その知られざる全容を集成。

目次

私は、ラルフ・ネルソン
座頭市逆手斬り 市さんがかわいそう
愛のレッスン パイプと紙巻きタバコの関係 ベルイマンの象徴幻想
本能 観世先生の第三次インポテンツ期のために
やぶにらみスウェーデン映画祭 ノーベル賞はセックスが弱い人のためのもの
加藤泰論 ハザマ人間とくずれ人間礼賛
あゝ同期の桜 犬死の思想とネチョネチョ派
日本のいちばん長い日 ほんとうの終戦を探して
日本暗黒史 情無用 幻想と政治の間
炎と女 鷹士くんの冒険旅行〔ほか〕

著者等紹介

佐藤千穂[サトウチホ]
1941年、横浜にて生まれる。旧姓・斎藤千穂。1960年、明治大学文学部東洋史専攻に入学、卒業まで同人誌および「日本読書新聞」ヘ映画評を投稿。1964年雑誌「映画芸術」編集部へ入社。1965年雑誌「映画評輪」編集長・映画評論家・佐藤重臣のスカウトにより同誌上に佐藤静子のペンネームにて1970年の渡米まで執筆。1972年シカゴ市にて結婚。同年、雑誌「映画芸術」編集長・映画評論家・小川徹に私淑し、薦めにより同誌上に執筆を開始、「人は誤解する権利がある」と、師・小川徹の「裏目読み」評論手法に徹し、暗闇の中のスクリーンに義理人情の夢の世界と現実との狭間の闇を歯切れよい口調で展開した。1975年よりペンネームを本名・佐藤千穂に改める。2001年、髄膜腫を発症し手術のために帰国。以後3度の摘出手術の後遺症による身体障害が重なり、2017年、断筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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べらし

1
武智鉄二に対する批判的論考、全文を引用したいくらいだ こういう人はもう出てこないなあ2023/06/28

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