シリーズ海とヒトの関係学<br> 海はだれのものか

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シリーズ海とヒトの関係学
海はだれのものか

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784908443503
  • NDC分類 661
  • Cコード C0056

内容説明

海洋資源や境界をめぐる紛争、海洋民や海賊、閉鎖される海…現場に精通した研究者・行政・ジャーナリストたちが、いま何がおこっているのか、これからどうすればいいのか、その本質に迫ってゆく。

目次

第1章 なわばりとコモンズ(なわばりと紛争の海;漁業権とはなにか?―海の排他主義を問う;クジラ取りの系譜―生業捕鯨と商業捕鯨 ほか)
第2章 越境する海人たち(ナワバリに生きる海人―日本中世の“海の勢力”をめぐって;ヴァイキングが切り開いた北極圏交易―セイウチの牙をめぐるグローバルな経済構造;国境をまたぐ海洋民 ほか)
第3章 海のせめぎ合い(いま東アジアの海で起きていること;海底ケーブルのガバナンス―技術と制度の進化;海洋境界の争いは解決できるか ほか)

著者等紹介

秋道智彌[アキミチトモヤ]
1946年生まれ。山梨県立富士山世界遺産センター所長。総合地球環境学研究所名誉教授、国立民族学博物館名誉教授。生態人類学。理学博士。京都大学理学部動物学科、東京大学大学院理学系研究科人類学博士課程単位修得。国立民族学博物館民族文化研究部長、総合地球環境学研究所研究部教授、同研究推進戦略センター長・副所長を経て現職

角南篤[スナミアツシ]
1965年生まれ。1988年、ジョージタウン大学School of Foreign Service卒業、1989年株式会社野村総合研究所政策研究部研究員、2001年コロンビア大学政治学博士号(Ph.D.)。2001年から2003年まで独立行政法人経済産業研究所フェロー。2014年政策研究大学院大学教授、学長補佐、2016年から2019年まで副学長、2017年6月より笹川平和財団常務理事、海洋政策研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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更紗蝦

23
書き手が日本人だけの本なので仕方ないとはいえ、漁業に関する問題(特に捕鯨問題)や海底資源に関する問題は日本人的な視野の狭さとナショナリズムが鼻につく記述が多いです。たまたま三浦英之氏の『牙』を読んだばかりだったので、「強力な国際的合意の下での資源の有効活用」を主張している部分には、暗に「ルールを守る日本人のお行儀の良さ」を前提としている「傲慢さ」が読み取れてしまい、『牙』で露呈している日本人のダメさ加減を再確認しました。海洋交易、幕末の漂流民、海底ケーブルの話は、普通に知的好奇心をそそられる内容でした。2020/11/10

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