内容説明
「大悪」とも「有徳」とも呼ばれた５世紀の大王・雄略天皇とは何者？！継体天皇の時代、韓半島南部は戦いのまっただ中に…。
目次
第１章 雄略天皇の残虐と有徳（第二十一代雄略天皇＝ワカタケル物語）
第２章 潜伏していた皇子の発見。皇位継承（第二十二代清寧天皇＝シラカ物語；第二十三代顕宗天皇＝ヲケ物語；仁賢天皇＝オケ物語）
第３章 暴君として描かれた武烈天皇（第二十五代武烈天皇＝ワカサザキ物語）
第４章 イワイの叛乱とその後（第二十六代継体天皇＝オオド物語；第二十七代 安閑天皇＝カナヒ物語；宣化天皇＝オシタテ物語）
著者等紹介
村田右富実［ムラタミギフミ］
北海道小樽市出身。北海道大学大学院修了。現在、関西大学教授。上代日本文学専攻博士（文学）。主著『柿本人麻呂と和歌史』（和泉書院）（上代文学会賞受賞）など
村上ナッツ［ムラカミナッツ］
脚本・作詞家。愛媛県出身。早稲田大学第一文学部演劇科卒、シェイクスピアシアター出身
つだゆみ［ツダユミ］
マンガ家。愛媛県出身。広島大学文学部卒。’９０年４コママンガデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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くらーく
4
21代雄略天皇から28代宣化天皇までですな。しかし、雄略天皇と武烈天皇は、ヤバい奴ですな。戦前に天皇陛下を神格化していた時は、この辺はどうしていたのだろうか？ある意味、勇猛果敢だけど、野蛮過ぎるだろう。まあ、時代が時代なのだろうけれど。 この辺からは時代も出来事も史実たる証拠があるそうで、今までの2巻と違った楽しみがあるなあ。 とりあえず、ほとんどマンガしか読んでいないけれども、各章の最後に書かれてある村田先生の補記？は、なかなか深いですな。2021/12/11
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