角川ソフィア文庫<br> 古代研究〈5〉国文学篇〈1〉

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角川ソフィア文庫
古代研究〈5〉国文学篇〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044002008
  • NDC分類 382.1
  • Cコード C0139

出版社内容情報

国文学研究史上に新たな道を切り開いた、「国文学の発生」を収録!時を定めて海のあなたから来臨する神「まれびと」の聖なる言葉である「呪言」に、日本文学の発生をみた折口。そのアプローチは、「民俗学的国文学研究」として、新たな道を切り開いた。核をなす「国文学の発生」について論じた四篇を所収。「言語」に執着し、日本語の発生を探るために朝鮮語、モンゴル語、アイヌ語までを学び、「新しい国学」を興すことを目指した折口の、希有な日本文学発生論。
解説・長谷川政春/安藤礼二

【もくじ】
国文学の発生(第三稿)??まれびとの意義
国文学の発生(第一稿)??呪言と叙事詩と
国文学の発生(第二稿)
 呪言の展開、巡遊伶人の生活、叙事詩の撒布
国文学の発生(第四稿)??唱導的方面を中心として
 呪言から寿詞へ、叙事詩の成立とその展開と、語部の歴史、賤民の文学、戯曲・舞踏詞曲の見渡し
解説 折口信夫研究 長谷川政春
新版解説 ホカヒビトからマレビトへ 安藤礼二
収録論文一覧
著者略年譜

折口 信夫[オリクチ シノブ]
1887年?1953年。国文学者、民俗学者、歌人、詩人。歌人としての名は「釈迢空」。大阪府木津村生まれ。天王寺中学卒業後、國學院大學に進み、国学者三矢重松から深い恩顧を受ける。國學院大學教授を経て、慶應義塾大学教授となり、終生教壇に立った。古代研究に基を置き、国文学、民俗学の域に捉われることなく、広く学問研究と表現活動を続けた。代表作に『古代研究』『口訳万葉集』『死者の書』、歌集に『海やまのあひだ』『倭をぐな』(角川ソフィア文庫『釈迢空全歌集』に収録)等がある。没後、日本芸術院恩賜賞を受賞。

内容説明

時を定めて海のあなたから来臨する神「まれびと」の聖なる言葉である「呪言」に、日本文学の発生をみた折口。そのアプローチは、「民俗学的国文学研究」として新たな道を切り開いた。核をなす「国文学の発生」について論じた四篇を所収。「言語」に執着し、日本語の発生を探るために朝鮮語、モンゴル語、アイヌ語までを学び、「新しい国学」を興すことを目指した折口の、希有な日本文学発生論。

目次

国文学の発生(第三稿)―まれびとの意義
国文学の発生(第一稿)―呪言と叙事詩と
国文学の発生(第二稿)(呪言の展開;巡遊伶人の生活;叙事詩の撒布)
国文学の発生(第四稿)―唱導的方面を中心として(呪言から寿詞へ;叙事詩の成立とその展開と;語部の歴史;賎民の文学;戯曲・舞踊詞曲の見渡し)

著者等紹介

折口信夫[オリクチシノブ]
1887(明治20)年~1953(昭和28)年。国文学者、民俗学者、歌人、詩人。歌人としての名は「釈迢空」。大阪府木津村生まれ。天王寺中学卒業後、國學院大學に進み、国学者三矢重松から深い恩顧を受ける。國學院大學教授を経て、慶應義塾大学教授となり、終生教壇に立った。古代研究に基を置き、国文学、民俗学の域に捉われることなく、広く学問研究と表現活動を続けた。没後、全集にまとめられた功績により日本芸術院恩賜賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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軍縮地球市民shinshin

16
国文学者・民俗学者・歌人としても著名な折口信夫の代表作の一つ。本巻は文学は如何に発生したのか、民俗学的観点から検討している。折口は、共同体の外からやってくる神(まれびと)が土地の精霊に命令を下して、人々の幸福と豊かな生活を約束させる、その神の言葉が人に憑依して人の口から語られる。その人は決まっておりそれが職業となって語り部となった。語り部から発せられる言葉は歌のような節を伴っており、それが「文学」となったと指摘している。有名な説だが、折口の文体は独特でなかなか理解し難い点もある。2021/03/26

∃.狂茶党

8
いきなりまぜっ返すのだが、はじまりがまれびとの預かった神の言葉であるとして、再話の過程でパロディ、二次創作が行われたはずであり、それは記憶違い、言い間違い、感情の暴走といった無意識的なもの、うちなる神のなせるものであっただろう。 本題に沿っては新旧二つの解説が、その影響を受けずに何か書くのは難しい。 (もちろん受けていいのだが) トリックスターの概念は、折口には乏しかったのか、ふざけるってことも知ってたようであるが、何やら生真面目だ。 すべての詩人はまじめぶってるだけではないのか? 2022/08/10

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