目次
はじめに 3種類の環状オリゴ糖と包接作用
1 αオリゴ糖による機能性成分の安定化(大根の粉末化(MTBIの安定化)
アリルイソチオシアネートの安定化 ほか)
2 αオリゴ糖による機能性成分の水溶化(レスベラトロールの水溶化;フェルラ酸の水溶化 ほか)
3 αオリゴ糖のその他の応用(マヌカハニーの粉末化と機能性;乳化剤としてのαオリゴ糖の利用 ほか)
4 αオリゴ糖の難消化性糖質としての機能性と応用(αオリゴ糖による血糖値上昇抑制作用;αオリゴ糖による食後の血中中性脂肪上昇抑制作用と飽和脂肪酸選択的排泄作用 ほか)
著者等紹介
寺尾啓二[テラオケイジ]
博士(工学)専門分野:有機合成化学。シクロケムグループ(株式会社シクロケム、株式会社コサナ、株式会社シクロケムバイオ)代表。神戸大学大学院医学研究科客員教授。神戸女子大学健康福祉学部客員教授。1986年、京都大学大学院工学研究科博士課程修了。京都大学工学博士号取得。ドイツワッカーケミー社ミュンヘン本社、ワッカーケミカルズイーストアジア株式会社勤務を経て、2002年、株式会社シクロケム設立。2012年、神戸大学大学院医学研究科客員教授、神戸女子大学健康福祉学部客員教授に就任。専門は有機合成化学
古根隆広[フルネタカヒロ]
博士(医学)専門分野:食品化学、分析化学。株式会社シクロケムバイオテクニカルサポート主席研究員。株式会社シクロケムのグループ企業である株式会社シクロケムバイオ入社。同社にてαオリゴ糖の機能性に関する研究に従事しつつ、2015年に神戸大学大学院医学研究科博士課程修了。神戸大学医学博士号取得。専門は食品化学と分析化学。これまでの主な研究成果として、神戸大学との共同研究により、αオリゴ糖のコレステロール吸収阻害機構や、脂肪酸に対する選択的な吸収阻害機構の解明などが挙げられる。現在はαオリゴ糖の腸内細菌改善作用などについて研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 先端医療と刑事法の交錯