内容説明
かつて“疾風の飛松”と謳われた飛脚は、怪我が原因で酒に溺れる日々を過ごしていた。そんなある日、村の子供たちから江戸のお殿様に届け物をしてほしいと頼まれる。預かった箱を携えて走る飛松だったが、箱から出てきたのは白い仔猫「玉之丞」。江戸に着いても、門番は頑として猫を受け取らず、ライバル飛脚は嫌がらせを策略し、なにやら一筋縄ではいかないようで…。―これは、玉之丞が“萌える侍”と出逢うまでの物語。
著者等紹介
八牙ツケ[ヤキバツケ]
1994年長崎県生まれ。アミューズメントメディア総合学院ノベルス学科を2014年に卒業。『猫侍―玉之丞、江戸へ行く』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷりけ
11
このシリーズ大好きなので購入。玉之丞がなぜ江戸にきたのかが書かれている。ドラマ見たかったな。2017/01/06
ミー太郎丸
9
寺子屋(白玉塾)で子供たちと一緒に、小さな机の前に座って授業を受けていた白猫(玉之丞)を想像するとなんともかわいい。癒される。物語では、謎に包まれていた玉之丞のルーツがこの本で解明され、スッキリ。美和と玉之丞を再会させてあげたかったなぁ。2016/10/25
たち
9
巻頭の玉之丞の写真にガツンとやられました。かわいいと言うより、綺麗な猫ちゃんですね~。ドラマとか映画とかあるようなのですが、私はいずれも未視聴でよくわからないまま読んでしまいました。猫好きの方なら、猫ちゃんの写真だけでも必見。2016/04/12
ank
3
読み終わって本を閉じるときに自然と「玉ちゃん、良かったね」と呟いていました。子猫のときからキラキラが好きだったのね。この本を読みながら「我が道よ」をダウンロードして何度も聞きました。 大好きなシリーズです。2016/06/25
ネズミ
2
★★★★☆2019/04/13
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