感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
61
【オール・ハロウズ・イヴ(All Hallow's Eve)Fantasy読書会’25】上野にある国立西洋美術館を題材とした絵本。絵は、「リサとガスパール」のゲオルグ・ハレンスレーベン。美術館の中はファンタジー。不思議な出会いが待っている。私もスペインの美術館で不思議な日本人の少女と出会ったのを思い出した。美術館は楽しい。2025/10/23
夜長月🌙新潮部
61
梨木香歩さんのファンタジーが炸裂。国立西洋美術館は世界遺産でありル・コルビュジエの設計です。フランスから印象派たちの絵画を大量に持ってくるにあたり、西洋ならではの結界を作りました。そして収められた作品は自由に動き回ります。ミレイの「あひるの子」がメインテーマになっていました。2025/10/15
Ikutan
56
国立西洋美術館を題材にした絵本。まず、美しい装丁に心奪われる。『建築家の結界のなかで 西洋のかけらたちと出会う』そんな不思議な世界が、前半は、美しい絵と共に、美術館にやって来た男の子の物語として、後半は、力強い言葉で男の子が成長した世界が描かれる。西洋のかけらを集めた美術館。西の竜と東の龍。建築家によって張られた結界。そして、そこに生まれた穏やかな世界。後半のクロニクルを読むことで、前半の幻想的な物語に奥行きが生まれる。いつか、国立西洋美術館に行きたい。そして、お気に入りの一枚に出会うのが楽しみになった。2025/11/08
ぶんこ
54
正直よくわかりませんでした。上野の美術館にも行きましたが、そこで1枚の絵に魅了されることがなかったからか、印象に残っていません。つくづく美術館は、人それぞれの感性に訴えてくる絵、彫刻に出会えたかによると思いました。ただ建築としてはとても魅力的で、階段でさえもステキでした。絵本を読んで、内容を理解できずに、訪問時の思い出を探り出しているのにびっくり。2025/10/11
まさ
23
魅せられる絵がある。なぜかは説明できなくても、それはその人にとって大切なもの。もちろん、他の人にはわからなくとも、それでよい。1枚の絵であり、その"結界"の中の空間であり、その時間であり、そこに自分を委ねることで想像し感じ取ることができることは、なんとも素敵なことか。1冊の本が誘ってくれるように、上野の森の国立西洋美術館へ。2025/09/27
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