感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まさ
18
魅せられる絵がある。なぜかは説明できなくても、それはその人にとって大切なもの。もちろん、他の人にはわからなくとも、それでよい。1枚の絵であり、その"結界"の中の空間であり、その時間であり、そこに自分を委ねることで想像し感じ取ることができることは、なんとも素敵なことか。1冊の本が誘ってくれるように、上野の森の国立西洋美術館へ。2025/09/27
さとみん
7
絵本の楽しさが文章と絵の掛け算だとしたら、そこに「私の一枚の絵に出会う」美術館の楽しみ方が加わって、とても素敵な本になっている。表紙に使われた絵も素敵だが、私の一枚は別の絵だと感じたことも何故か嬉しい。2025/08/28
天然素材
1
★★★☆☆(3) 【大人がすすめる本】 美術館で、お母さんとはぐれた男の子の不思議な話。人が絵と深く結ばれる場所。絵は、ゲオルグ・ハレンスレーベンさん(リサとガスパール)、文を梨木香歩さんが描いている。1959年に、上野の森の東のはずれに西洋の美術を紹介する美術館としてオープンした、国立西洋美術館を題材にしている。 「14世紀シエナ派、聖ミカエルと龍」「ジョン・エヴァレット・ミレイ、あひるの子」「エドゥアール・マネ、嵐の海」等を感じれる本です。2025/10/04
たくさん
1
この話のにおいては地方のさびれた美術館なのかな、ゆったりとしているしという感じだったけれど、国立西洋美術館のモデルなのかと思うと、いままでの重たく気苦労の末腰を上げて観に行く美術館のイメージが気軽に観に行く美術館の感じになっていってみたいなと思わされるのが不思議でした。ハレンスレーベン氏の絵も読み手にいろんな想像や皮肉を勝手に想像させるエッセンスが知らぬ間に入っているのも絵本ならではですね。2025/09/25
讀。
0
国立西洋美術館で読みました!2025/08/20
-
- 和書
- 現代教育課程入門