内容説明
幕末千葉県銚子に伝わった石黒流武術。古来から殺法武術は身体を「治す」武術医療でもある。伝承者田村宗家はその奥義を修得し、骨法療法を用いて「神宿る手」と呼ばれている。本書では古武術の歴史と田村宗家の神髄を丹念に探ってみた。
目次
第1章 石黒流武術の創設と継承(美加保丸銚子で遭難;石黒関斎銚子に登場 ほか)
第2章 石黒流武術四代目宗家の誕生(田村弘二の誕生と戦争の暗い影;人命救助の大活躍 ほか)
第3章 忘れられた古流武術の意義(非常時に身を守る技術;石黒流の実習は実戦 ほか)
第4章 古流の神髄を守る石黒流武術(石黒流にかけ声なし;威力ある達人の蹴り ほか)
第5章 神宿る手石黒流骨法(武術は医術;現代医療は患者の痛みに鈍感 ほか)
著者等紹介
鈴木久仁直[スズキクニナオ]
1955年千葉県香取郡山田町生まれ。2014年香取広域市町村圏事務組合を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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