内容説明
ピッチから最も近い「至福の戦場」で見たもの、聞いたもの、感じたものとは―。ファインダーの中のヒーローたちは彼に何を語りかけてきたのか―。「ゴール裏のパイオニア」ならではの独自の視点で切り取ったサッカーの世界。
目次
第1章 ヒーローたちの肖像(本田圭佑「未来を見つめる眼」;久保建英「大いなる眼力」 ほか)
第2章 ファインダー越しに見つめ続けた日本代表と日本サッカーの歩み(青白から赤のユニフォームへ―日本サッカーの転換点;カズで始まった90年代 ほか)
第3章 サッカーの“快楽”は1964東京五輪から始まった(「とにかく痛い」サッカーとの邂逅;JSLで東洋工業のプレーに酔いしれ、海外クラブの技術力に驚く ほか)
巻末企画(エル・ゴラッソ連載「紙つぶて」11選;六川則夫vs川端暁彦(元エル・ゴラッソ編集長)―回想・懐古対談)
著者等紹介
六川則夫[ロクカワノリオ]
1951年生まれ。東京都板橋区出身。早稲田大学文学部を卒業後、映像の世界に身を投じたが、「サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画出版社)との出会いによってムービーカメラをスチールカメラに持ち替え、サッカーカメラマンとしてのキャリアをスタート。国内外の様々なカテゴリーを撮影し、ワールドカップは1982年スペイン大会から、2014年ブラジル大会までの全大会を現地取材。日本代表の主要大会にも多く同行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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チョビ
2
今年あるNPBのファームを撮ってて「あまりに偶然が多すぎる、もっとゲームを把握して予測しなくてはダメ」かもと思い、プロの思考を知ろうと思って借りた、文章面はほぼJリーグの歴史とその場にいた著者の感情的な記載しかなく、テクニックはほぼなし。それどころか、偶然?な写真が多く、結局、機材の質と撮影場所で写真が決まるということを再認識させられる。しかも野球の悪口まであり後味悪し。これでサッカー人口が増えるのなら全員今の不況に感謝しろよ、と言いたくなる。2017/11/04
Mimuchi
0
サッカーの写真、偶然から撮れたのもあるんだな。そういうことが分かる。一枚一枚の写真に選手の気持ちも表れており面白かったとともに昔を懐かしめました。2017/09/06
湘南☆浪漫【Rain Maker】
0
と言っても代表関連の試合ばかりではない。 見たことのある写真も多く載っていて、あ~ここにも行っていたんだ、と。 仕事とはいえ大変羨ましい(笑)2021/07/22