内容説明
正義、美徳、卓越、友愛―共和党結成へ!劣化した日本の民主主義を超える新たな政治システムで「富国友徳」の日本を導く。
目次
第1章 共和主義宣言
第2章 いま、なぜ「共和」なのか
第3章 この30年で一気に進んだ日本の存立基盤の崩壊
第4章 劣化した民主主義を救う新たなシステム
第5章 2040年の日本の幸福、次の社会モデル
第6章 日本を改革する「共通善」からの新たな政策
著者等紹介
首藤信彦[ストウノブヒコ]
1945年旧満州大連市生まれ。国際政治経済学者。慶応義塾大学院経済学研究科博士課程修了。伊藤忠商事、東海大学教授、ジョンズホプキンス大SAIS客員研究員、フランスINSEAD客員教授を経て、衆議院議員として活躍(3期)、テロ対策特別委員長、外務委員会理事などを歴任
鳩山友紀夫[ハトヤマユキオ]
1947年生まれ。元内閣総理大臣、東アジア共同体研究所理事長。東京大学工学部卒業、スタンフォード大学工学部博士課程修了。1986年初当選。93年細川内閣で官房副長官を務める。2009年、民主党代表、第93代内閣総理大臣に就任。10年総理大臣を辞任。12年に政界引退するも、19年、首藤信彦氏と共和党結党に至る。氏名表記を鳩山由紀夫から鳩山友紀夫に変更(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
8
民主党が躍進したときと同じ美辞麗句が書き連ねられていますが、実行に移すチャンスはないところがかつてと異なりますね。政権を担当していたときに後進の育成をまったくしてこなかったんだろうか。政治は一人で単発で取り組むものではないのに。2019/12/08
bass
0
参議院選挙は終わってしまったが、一応読んだ。本書で言われている「共和」とは、オランダ語のrepublickの訳語として、漢文から借用されたものなのだそうな。「孔子が理想社会とした古代『周』においても非道の王が出現し、彼が出奔し王が空位となった政治を、有識有力者が協力して国の統治にあたった時期があり、それを『共和』と称した故事によるものだった。」だそうな。「共」に平「和」を支えるとか言っていて、国王や君主の存否はとりあえず置いておくらしい。そこそこ面白いが、話題にはならないよなぁ。。。2022/07/24