感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kokichi
10
知人に勧められて読んでみた。自分の人生を芸術に例えて、白いキャンパス(人生)をどう描くかを論じたものである。20冊以上自己啓発を読んだ自分には、内容が他の本と重複することがあり、目新しい発見がなかったのが残念である。ここで述べられている緊張構造はコーチングでいうGROWモデルのことかなと感じた。途中で興味薄れて最後まで読む気が起こらなかった。2020/12/20
eirianda
7
創作についての本と勘違いしてネットで購入。自己啓発本だった。最小抵抗経路くらいから面白く読んだけど、最後の健康の章は金持ちの道楽に思えてきたわ。観念ありまくりやん。2020/09/06
kumokumot
5
理想と現実の間に緊張構造を生み出すというシンプルにして画期的な考え方。振り返ってみると、何故だか成果を発揮できたとき、できなかったとき、いずれもこの緊張構造で説明できることに気づく。人生の捉え方が変わりうる本だと思う。2020/08/22
ちょゆき
2
アーティストでもある著者による想像プロセスの手順•姿勢•精神がまとめられた本。何よりも興味深いのが想像プロセスから信念を外すという考え方だった。多くの人が信念と想像を結びつけてしまい、失敗の際に自己を否定された感覚に陥ってしまう。そうすると正直に自分の能力不足を観察することすらできなくなってしまう。 創造プロセスから自意識(アイデンティティ)の問題を取り外すことができれば突如として仕事が出来るようになり、学べるようになり、人生を楽しめるようになり、自分の本当の志や価値や現実にフォーカスできるようになる。2025/05/05
古民家でスローライフ
1
アート思考をベースに、自分の人生をアートのように創り出す方法を具体的な方法論で示した一冊。人生は、アートであり、表現するものであるという考え方は、哲学のようでもあり、難解ではあるが、その方法論として、創造プロセスの手順・姿勢・精神を決定し、具体的な行動に移すための構造の刷り込みという手法を使って、それを創り上げていくプロセスは、アートを抽象的なまま行うのでは、ゴールにたどり着けないことを示唆している。数多ある自己啓発本に対する鋭い批判も、著者の知性と行動に対する信頼を感じさせられる。2024/05/29
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