内容説明
ヘイトも嫌韓も日本人の名折れだけど、ダメだ。コリア!ならば笑って楽しんじゃおう!韓国語のテキスト漫画がベストセラーになったほどの韓国通・高信太郎の「お笑い韓国」。慰安婦、竹島ほか、今さら聞けない韓国のミョーな言い分も笑えますよ!
目次
第1章 あ~あ、大韓民国大統領閣下殿
第2章 儒教の国・韓国の摩訶不思議
第3章 あれもこれも、韓国では普通のこと
第4章 何でも自慢!偉大なるハングル文化
第5章 日本との違いが分かる韓国小話
第6章 韓国のことわざ集(発音付き)
著者等紹介
高信太郎[コウシンタロウ]
1944年、愛知県生まれ。ナンセンス系の作品で、ファンからの強い支持を得る。その一方で、演芸に対する造詣の深さや博識ぶりが知られ、バラエティ番組に数多く出演した。また、韓国文化に早く興味を抱き、頻繁に韓国を訪問し、韓国に関する著作も多く刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mazda
25
「日韓は近くて遠きがちょうどよし」ですね。漢字を使わなくなったことで意味が通じないことが多いようで、「防火」と「放火」が同じ発音なので意味が通じなかったりするようです。日本は漢字を使い続けて本当によかったと思います。2016/04/02
がんぞ
4
著者は71歳。先駆的親韓で半年に1回以上は渡韓し「昭和40年代の雰囲気がある」など書いていたが、ついに本書で「もう渡韓することはない」「怒るより笑おうではないか」決別宣言。内容は「儒教秩序『上位者は道徳的に優位』だからに下位に何をしてもいい(警察が情実に屈する)」「日本を下に見るのが未来志向」「朴槿恵大統領は出自からして反日に徹せざるを得ない(「槿」がムクゲも日本語)」。「こんなにもしてくれる」接待が間違いのもとという記述がある、是々非々方針の彼の言説に美人局的脅迫が(政府筋から?)行われたのではないか?2015/11/18
yamatoshiuruhashi
4
漫画の韓国語入門本なども書いている韓国好きだったマンガ家・高信太郎による最後の韓国本(本人曰く)。高信太郎と言えば私たちが高校生頃からちょっとテンポがゆっくりとした独特のギャグ漫画を描く人で、今で言えば癒し系風刺漫画家だったように思う。韓国語を自在に操るほどにかの国との往来を楽しんでいた人だと思っていたら、これは柔らかい文章ではあるが決別の書であった。「ヘイトも嫌韓も日本人の名折れだけれど、ならば笑って楽しんじゃおう」。趣旨は、つきあっても疲れるだけだからもういいんじゃない、というところに行きつく。納得。2015/06/21
QP
0
朴槿恵政権時代の韓国事情が分かる気がします。元は親韓であった筆者が韓国と付き合うのを止めようとした背景は今日本人にとって浸透してきているような気がします。文在寅政権も笑い飛ばすような続編を期待。2019/09/14