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内容説明
対象児の個別の作業の障害に対し、対象児が主体的に取り組める作業を用いて、現在・将来の作業の改善・発達を促進する。作業療法は発達障害児を治療、支援する専門職であり、作業療法のより多くをエビデンスに基づき説明できるよう努力し続けなければならない。そのためには作業療法士は、つねに“What am I doing now?”を自身に問い続けなければならない。本書はその問いの答えを探す一助になるはずだ。著者渾身の書。
目次
1 神経発達症群/神経発達障害群と作業療法(神経発達症群/神経発達障害群とは;神経発達症の作業療法において共通する観点)
2 自閉スペクトラム症の理解と作業療法(自閉スペクトラム症(自閉スペクトラム障害)とは
自閉スペクトラム症と社会性 ほか)
3 注意欠如・多動症の理解と作業療法(注意欠如・多動症とは;脳内ネットワークとは ほか)
4 限局性学習症の理解と作業療法(限局性学習症とは;読字の発達と障害 ほか)
著者等紹介
加藤寿宏[カトウトシヒロ]
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻発達障害リハビリテーション学研究室准教授、博士(作業療法学)、作業療法士。京都大学医療技術短期大学部助手などを経て、現職。日本発達系作業療法学会会長、日本感覚統合学会副会長。研究分野は小児期リハビリテーション。主な研究テーマは、神経発達症の作業療法(学校作業療法、感覚統合療法)、小児がんの作業療法
松島佳苗[マツシマカナエ]
関西医科大学リハビリテーション学部准教授、博士(人間健康科学)、作業療法士。京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻助教などを経て、現職。研究分野は小児期リハビリテーション。主な研究テーマは、神経発達症の感覚特性ならびに協調運動の神経基盤の解明と作業療法の臨床研究
高畑脩平[タカハタシュウヘイ]
藍野大学医療保健学部助教、修士(教育学)、作業療法士。白鳳短期大学リハビリテーション学専攻講師を経て、現職。研究分野は小児期リハビリテーション。主な研究テーマは、読み書き障害の評価・支援方法の開発研究、感覚統合理論を活かした保育活動に関する実践研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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