内容説明
列島に残る民俗事象を掘り起こし、「いくつもの日本」を明らかにする。
目次
1 年中行事(卯月八日の「天道花」習俗とその分布;盆の地蔵祭り)
2 酒と食(酒を供える「神酒口」の形状と分布;伝承「葉包み食」の地域差―粽系・柏餅系を中心に)
3 死と死者(「魂呼び」の方法と全国的様相;海に漂う「流れ仏」への対応習俗―その問答を中心に)
4 動物との交渉(「憑物」伝承とその分布;「烏を呼ぶ」民俗行事とその分布;鶏の予兆予知伝承―鶏はどんな鳥か)
著者等紹介
小川直之[オガワナオユキ]
國學院大學名誉教授・大学院客員教授、柳田國男記念伊那民俗学研究所長。博士(民俗学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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