内容説明
“戦争・戦後・ベトナム反戦”体験から築く。従来の戦後文学史の「常識」とは異なる文学潮流を提示する作家論。
目次
序 何故、今「焼跡世代」の文学なのか
第1章 「見果てぬ夢」を抱き続け―高橋和巳論
第2章 「難死」に抗して―小田実という存在
第3章 “私”の居場所…―真継伸彦の文学
第4章 「虚無」との戦い―開高健の文学
「あとがき」に代えて 人は何故「歴史」から学ばない?
著者等紹介
黒古一夫[クロコカズオ]
1945年12月、群馬県に生まれる。群馬大学教育学部卒業。法政大学大学院で、小田切秀雄に師事。1979年、修士論文を書き直した『北村透谷論』(冬樹社)を刊行、批評家の仕事を始める。文芸評論家、筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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