内容説明
人生の歓びと哀しみ。時代を問わず、出会いと別れの人間模様を描く珠玉の書き下ろし10篇。
目次
良寛と貞心尼
城山三郎と妻容子
やなせたかしと弟千尋
岡部伊都子と婚約者木村邦夫
鈴木しづ子と黒人兵ケリー
中野孝次と愛犬ハラス
水上勉と母かん
宇野千代と北原武夫
小野竹喬と長男春男
河野裕子とその家族
著者等紹介
窪島誠一郎[クボシマセイイチロウ]
1941年、東京生まれ。印刷工、酒場経営などへて、79年、長野県上田市に夭折画家の素描を展示する「信濃デッサン館」を創設、1997年、隣接地に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を開設。2005年、「無言館」の活動により第53回菊池寛賞受賞。おもな著書に「無言館ものがたり」(第46回産経児童出版文化賞受賞・講談社)、「鼎と槐多」(第14回地方出版文化功労賞受賞・信濃毎日新聞社)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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