村上春樹批判

個数:
  • ポイントキャンペーン

村上春樹批判

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908028069
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

“迷走”を位置づける。戦後70年の日本現代文学の流れのなかで、村上春樹の小説はどこに位置するか。国際賞スピーチ「壁と卵」「反核スピーチ」批判を合わせた作家論+作品論。

目次

第1章 「転換」へ―果してそれは実現したか?
第2章 「コミットメント」の行方―「迷走」する村上春樹
第3章 『1Q84』批判―村上春樹はどこへ行く
第4章 「反核スピーチ」批判―私たち日本人は、確かに核に対して「ノー」と叫んできたが…
第5章 時代との接点は、どこにあるのか?―『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をめぐって
第6章 昔の名前で出ています―『女のいない男たち』批判
第7章 文学表現における「コミットメント」とは?―村上春樹『1Q84』と莫言『蛙鳴』との違い

著者等紹介

黒古一夫[クロコカズオ]
1945年、群馬県に生まれる。群馬大学教育学部卒業。法政大学大学院で、小田切秀雄に師事。1979年、修士論文を書き直した『北村透谷論』(冬樹社)を刊行、批評家の仕事を始める。文芸評論家、筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

服部

10
作品に対して面白い指摘もあったが、村上春樹に対して発言に責任を持てとか、日本を代表する作家としてもっと日本社会にコミットメントした作品を書くべきだとか、そういうのがなんとなくサムいと感じてしまった。村上春樹を批判する本だから仕方ないのだが…2021/11/23

hasegawa noboru

4
売れるんだからいいんだろうと言わんばかりのあくどい商戦にのっかた春樹現象にはいい加減ウンザリしていた。それにしても流れに棹さすばっかりの批評家の称賛一色ぶりにも、あきれた。『1Q84』1~3出版の時や毎年恒例になったノーベル賞候補騒ぎの中、孤塁を守るという感はあるが、村上春樹批判内容はまともだ。但し方々に書かれたものを集めたとはいえ、叙述に、繰り返しが多く、くどい。客観をよそおいながらの旧左翼ふう(師だとおっしゃる小田切英雄風)の傍観者的、高見に立ちながら的、図式化大好き概念批評が気になる。2015/12/27

田中峰和

3
村上は阪神淡路大震災とオウムサリン事件を契機に作品をそれまでのデタッチメント(社会的無関心)からコミットメント(社会と関わりを持つこと)への転換を宣言。この時期村上はノーベル文学賞を視野に入れており、そのための戦略だったのだろう。その後エルサレム賞受賞スピーチでの「壁と卵」、カタルーニャ国際賞の記念講演での「反核スピーチ」のあざとさも賞狙いと指摘される。実際、作品に社会との関わりなど全く導入されず、7年ぶりに発表した「1Q84 」も200万部売れたが、ノーベル賞には程遠いでき。世間が買被り過ぎと批判する。2015/08/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9719698
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品