内容説明
新設なった幕府館で、頼朝と御家人による盛大な「移徙の儀」が行われた1180年(治承4年)を鎌倉幕府成立の年とする著者が、独自の視点から「鎌倉幕府」を読み解く。
目次
第1章 鎌倉幕府の創建(東国に起こった新機運;一時「亡弊の国」と化した東国;たくましい大開墾はじまる;東国自立の機運;東国と源頼朝;頼朝挙兵し、東国の武将起つ;鎌倉幕府の成立;鎌倉幕府着実に前進;頼朝と義経対立の真因―実は東西王権の対立;奥州征服;頼朝上洛、征夷大将軍に)
第2章 鎌倉幕府の発展、衰退、没落(頼朝の急死;北条時政の権力掌握と失脚;承久の乱起こる;鎌倉幕府の安定と発展;北条時頼と得宗専制体制の成立;蒙古襲来と鎌倉幕府;鎌倉時代の経済・社会)
第3章 鎌倉幕府の滅亡(時代遅れとなった鎌倉幕府;鎌倉幕府滅亡の真因)
第4章 残された課題達成に動乱の三〇〇年(建武の新政、三年で崩壊;織豊時代を経て徳川幕藩体制成立;絶大な鎌倉幕府創建の歴史的意義)
著者等紹介
児島晃[コジマアキラ]
1930年生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒。神奈川県立高等学校社会科教諭。鎌倉市議会議員八期。現在、鎌倉逗子学習会議会長。鎌倉歴史フォーラム主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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