内容説明
3~15世紀の東方キリスト教圏の霊的師父による著作群『フィロカリア』―その知的遺産がもつ豊かな可能性を多彩な切り口で描き出した論文集。
目次
第1章 テオリアのトポス―ヌース再考
第2章 神化への道と身体性―「善く意志すること」の可能根拠を問う
第3章 シナイ(バトス)のヘーシュキオス
第4章 隠修士と共同体
第5章 新神学者シメオンの祈りと光
第6章 涙を流す修道士たち
第7章 洗礼の意義をめぐって―擬マカリオス・メッサリアノイ・修徳行者マルコス
第8章 『フィロカリア』編纂の背景と神化概念の拡がり
第9章 『フィロカリア』を読む―イブリン・アンダーヒルの霊性を手がかりに
著者等紹介
土橋茂樹[ツチハシシゲキ]
1953年生。中央大学文学部・教授。哲学・倫理学・教父学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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