内容説明
町田康、伊坂幸太郎、筒井康隆から、サリンジャー、ピンチョン、それにあのベストセラーまで。古今東西の文学などなど都甲幸治がおすすめする、とびきりの本ばかりを集めたブックガイド。
目次
1 本から世界が見える!(天誅としての文学―町田康『人間小唄』;太宰治の霊―町田康『どつぼ超然』;サリンジャーを書き直す―円城塔『バナナ剥きには最適の日々』 ほか)
2 息するように本を読む(イリヤ/エミリア・カバコフ―『プロジェクト宮殿』;ジョージ・M.フレドリクソン―『人種主義の歴史』;いまだ鳴り響く声―J.D.サリンジャー追悼 ほか)
3 文学を超える文学(枠組みを疑うこと―スーザン・ソンタグ『隠喩としての病』;モテない理由―エイドリアン・トミネ『欠点』;自分の限界を他人に決めさせないこと―シャーマン・アレクシー『パートタイム・インディアンの完全に本当の日記』 ほか)
著者等紹介
都甲幸治[トコウコウジ]
翻訳家、批評家、アメリカ文学者。早稲田大学文学学術院教授。1969年、福岡県に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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