TALK is LOFT新宿ロフトプラスワン事件簿

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  • サイズ B6判/ページ数 311p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907929220
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0076

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

22
ロフトプラスワンは今は亡き「噂の眞相」の広告で知ったのが始まりかな?兎に角トークライブを根付かせてサブカルの牙城とも呼ばれた知る人ぞ知るライブハウスです。その発起人の平野悠の手による事件簿の形を取ったバイオグラフィ。雨宮処凛、奥崎謙三、青山正明、村崎百郎、大槻ケンヂ、根本敬、宮台真司、吉田豪、リリー・フランキー、堀江貴文、サエキけんぞう、中森明夫、既に死んだ人も含めてとにかく熱量に当てられました!「フジテレビ・小倉あやまれ友の会」騒動なんてあったなー、なんて思い出したし、何よりも大滝詠一が来たなんて初耳!2017/09/10

スプリント

4
ぶっとんだ企画と運営で有名なロフトプラスワンの歴史が綴られています。濃い出演者に負けないくらい個性的な経営者であることがわかります。2017/09/18

hiratax

3
スケジュール表を見返しながらの回想録といった感じ。神は細部に宿るではないが、よりマニアックな話を読みたい。歌舞伎町移転後、昼間は漫画喫茶経営を試みるも、出演者提供のレアマンガは速攻盗まれて頓挫とか面白い話だ。2017/12/24

いのふみ

2
ロフトはいつも猥雑さ、混沌からエネルギーを得ている。だから近年のロフトが穏健路線に行っているのを悲しくなった。やはりここだけは「治外法権」でいてほしい。とてもキケンな、場合によっては命の危機すらも感じるのだが、知りたい人、読んでみたい本が続々と現われてきた。こういう感じでロフトのアングラな世界にハマっていくのだろう。2023/03/30

さかごくるくる

1
「ロフトプラスワン」の創設者による回想録。特に初期のかなり政治・思想寄りの危ないトークイベントが中心に取り上げられている。後に大きく成長した日本のサブカルチャーだが、その初期の担い手には全共闘など学生運動出身者が多くいたといわれる。著者の平野氏は現在72歳でまさにその世代だ(実際に学生運動の関係者なのかは分からない)。後年、ロフトプラスワンのイベントは徐々に平野氏には「分からない」イベントで埋まっていったというが、それは日本のサブカルチャー全体から政治・思想色が漂白されていく過程だったのかもしれない。2018/03/04

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