内容説明
食道がんの手術に明け暮れるなかで、西洋医学の限界を感じ中国医学を併せることを思いついたのが1970年代後半…がん治療を旗印に病院開設…試行錯誤を重ねながらホリスティックへ。理想を追い求めてきた30年余を評価…「人間まるごとを診る」たどりついた“真の治癒”とは…。
目次
第1章 来し方(都立駒込病院―一九七六年;初めての訪中―一九八〇年;中西医結合のがん治療を旗印にした病院開設―一九八二年 ほか)
第2章 いま・行く末(帯津三敬病院の現在;免疫学の進歩―個物から場へ;阿頼耶識―霊性の医学へ ほか)
付章 ホリスティック医学の手引き(私の実践する代替療法;ホリスティック医学の診察室;患者さんを癒す病院にするために)
著者等紹介
帯津良一[オビツリョウイチ]
1936年埼玉県生まれ。61年東京大学医学部卒業。医学博士。東大病院第三外科医局長、都立駒込病院外科医長を経て、埼玉県川越市に中西医結合によるがん治療を旗印に帯津三敬病院を設立。2004年東京・池袋に代替療法を実践する帯津三敬塾クリニックを設立。日本ホリスティック医学協会名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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