感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
65
読み友様からのご紹介本です📚在日クルド人の方々のお料理。どれもこれも心が籠もり、手の込んだものばかり。色彩的にも美しい。やはり中央アジアは羊肉メイン。ヨーグルトも多用。スイーツ全部食べたい!埼玉県に多数お住まいだそうですね😊日本で育ったお子様たちはクルド語、トルコ語、日本語のトリリンガルです👍👍👍行きたい、中央アジア~🎵2022/08/25
ねこ
9
基本はレシピ本だけれど、それだけではなく、食を通して、在日クルド人の暮らしが見えてくる。たとえば、カバー写真。お皿の下に敷いているのはソフレという布。卓袱台のようなもので、この布を囲んで食べるのだという。著者は誤ってすわってしまい叱られたそうな。ちなみにこの布は卓袱台だけでなく、調理台にもなる。ぱっと広げると、そこが変わる。便利。巻末の十代のクルド人へのインタビューなども面白かった。給食への感想など、リアル。2024/02/11
pettyori1
5
日本で手に入る食材で作るクルド料理のレシピ本。著者は在日クルド人が多く暮らす埼玉県川口市でクルド料理教室を始めた日本人の女性。後半の在日クルド人の女性へのインタビューや子供達の座談会はリアルな暮らしぶりと気持ちがよく伝わってきて、著者の「異国の文化を持つ隣人」という立場だからこそ聞けた貴重なものと思いました。本では「東京クルド」と「マイスモールランド」という2つの映画を紹介しており、より理解を深めるためにも是非見てみようと思いました。2023/09/27
チョビ
5
クルドというと、イラク(というか、反フセイン)のイメージがあったが、レシピはぐんとトルコっぽい。トルコが一大勢力で、そもそもトルコ料理の一端を担っている、が、国を持たない民族であるという。ここではレシピを見せながら、在日クルド人の不安定な立場を紹介。割と近所にクルド料理があることがわかり、よし、行ってみるかー、な気分になる。2022/07/14
しんさん
2
コロナ禍の思うにままならない夏の日に、冷房の壊れた十条のクルド料理店「メソポタミア」で食べたラハマージュンが忘れられない。今度、家でつくってみよう。2025/02/12