ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ OUTBREAK(アウトブレイク)―17歳から始める反抗するための社会学

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  • サイズ 46判/ページ数 242p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907872335
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

内容説明

「この国は虚構で解体されファシズム化する」。自由貿易による主権の廃絶、経済特区による都市の租界化、派遣制度による勤労者の奴隷化、新自由主義による福祉・医療の解体、原発事故による被害の拡大…今や破滅要因が重層化し、私たちの国は大崩壊の途上にあるのだ。本書はコロナ禍がこの現実を不明にし、弾圧体制を完成せしむる巨大な虚構であることを激しく告発する。新論壇のカリスマが放つシリーズ第三弾刊行!

目次

第1章 虚構が世界を解体する(そう認識するよう仕向けられている;極限状態は理性を拒む ほか)
第2章 それでも「政治が在る」と信じるのか(主権がないのに主権があるように振る舞う;政権が代われば政治が変わるという妄想 ほか)
第3章 この災禍から目を逸らしてはならない(メディアが理性を腐食させる;この悲劇は子々孫々まで続く ほか)
第4章 メディアが創る仮想現実の檻の中で(政治とメディアの巨大な煙幕;全てを疑うことが知性の要件 ほか)
第5章 残酷な世界の現実から見える私たちの未来(有権者が選挙に参加できない仕組み;選挙制度はあるが民主制度はない ほか)

著者等紹介

秋嶋亮[アキシマリョウ]
響堂雪乃より改名。社会学作家。ブログ・マガジン「独りファシズムVer.0.3」を主宰し、グローバリゼーションをテーマに精力的な情報発信を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハイランド

59
陰謀論は嘘ばかりと思っていたが、目の前で政権党がカルトに侵蝕されていたという悪夢を目の前にして、タイトルの「ニホンという滅び行く国」という言葉が俄然現実味を覚えてくる。ここ20年で政権党の政治家が国民のことなど欠片も考えていなくて、そのことを隠そうともしなくなった。それでも「他よりマシ」という呪文に騙されて安定多数でとんでもない法案を成立させ続けている。「滅び行く」国に棲む”若者"ではない自分は、残りの人生逃げ切りを図るべきか、それとも少しでもマシな社会を次世代に残すために老い先短い身でも行動すべきか。2022/08/31

香菜子(かなこ・Kanako)

20
ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへOUTBREAK(アウトブレイク) 17歳から始める反抗するための社会学。秋嶋 亮先生の著書。日本は大崩壊の途上にある。日本は滅び行く国なのかもしれない。それくらいの危機感を持たないと日本は変わらないのかも。反抗するための社会学という題名は過激だけれど中身は思いやりにあふれた一冊なのかな。2022/01/13

けい子

19
自分はコロナ禍や、放射能汚染に対する不信感は作者のように持ち続けると思うし、今後も報道に流されないように自分の考えは変えたくない。2021/12/12

はや

7
白馬社のTwitter投稿を目にして本書を知った。この本を手に取る人はきっと「ニホンという滅び行く国」という言葉が冗談ではないことを察しているはずだ。マスコミが常識というフィクションを報道している裏で起こっている真実に目を向けさせてくれるのがこの本の価値だと思う。「17歳から始める反抗するための社会学」と銘打っているのもなるほど、日本は平和だし政治家は国民のために政治をしていると脳内だけ平和な大人になる前に目を覚ました方がいい。社会の真の姿を知り、日本が武力によらない侵略を受けていることの自覚を促す書。2022/02/02

Matsumouchakun

6
このシリーズを読む度絶望感に苛まれる。無力感にうちひしがれる。それでも何とかしようと考え続けることはやり続けようと思う。2021/09/18

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