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内容説明
本書の第1章は新傾向のホワイトカラー、第2章以降は従来型のブルーカラー、日雇いの肉体労働者、自営業者、水商売など、よくいるタイプの野宿者に加え、社会生活を拒否した放浪人、逮捕歴のある過激派、夫とのトラブルで家を捨てた女性など、訳ありなホームレスの面々を紹介し、その多様性を描いている。綿密な取材、情報収集を重ね、ボランティア団体などの人脈をフル活用することによって「スーツホームレス」の実態に迫る、時代の最先端に密着したノンフィクション。
目次
第1章 「スーツホームレス」の時代
第2章 私がホームレスになった理由
第3章 ホームレス生活を楽しむ知恵
第4章 女性ホームレスの真実
第5章 個性あふれるホームレスの人々
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
14
15年くらい前に出版された本だが、ホームレス自体は多くなっていることは確かだろう。15年前以降、構造改革という名のリストラやIT不況、リーマンショックがあったのだから。企業戦士として、また家族人として苦境に立たされた男には「自殺型」と「ホームレス型」という一節が気になった。2014/02/28
Humbaba
6
どう生きるか。その方向性は、各個人が自由に定める事ができる。たとえ一度どん底に落ちてしまったとしても、全てを投げ捨てる覚悟があれば這い上がることもできるかもしれない。しかし、そこまでして這い上がることを選ばなければいけないという義務があるわけではない。2013/11/28
どさんこ
0
最近、目だったところからホームレスがいなくなった気がするが、かれらは今どうしているのだろうか?昔、友人から聞いた話だが、多摩霊園にいるホームレスの人と、某大商社の役員の人とが墓地で酒を飲みながら歓談しているのを見たという。ホームレスとは、汚い、臭いというイメージがついてくるように思われるが、中には自分の生き方を頑なに主張して生きたいという人もいる。2016/10/16
かずぴー
0
ホームレスか・・・最近はなんか厳しいらしい・・・。2015/05/11
鈴と空
0
2006年以前