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内容説明
アメリカのIEPをあくまで参考に、日本の発達障害支援策を考える。
目次
ニキ・リンコさん、特別支援教育に何を望みますか?
あんまり行きたくないアメリカに行くワケ
トニママ、語るパート1―早く診断受けてよかった
診断されるのはトクなんだ!
トニママ、語るパート2―診断を受け入れやすいワケ
診断後、すぐに手を打てるのがいい
トニママ、語るパート3―IEPの現場から
自閉っ子の未来計画
ちょっとティーブレーク
トニママ、語るパート4―ゴールに向かって
いいとこどりから始めてもらいたい
トニママ、語るパート5―普通クラスへ
「あれができるから、これができるだろう」はまちがい
トニママ、語るパート6―親としてのチャレンジ
ニキさんの希望
著者等紹介
ニキリンコ[ニキリンコ]
翻訳家。幼いころから違和感を感じながら育ち、30代になって初めてアスペルガー症候群(知的・言語面での遅れを伴わない自閉スペクトラム)と診断される。翻訳・執筆・講演活動を通じて、自閉の内側を語る活動を活発に続ける
仲本博子[ナカモトヒロコ]
トニママ。日本で音楽短大卒業後、渡米。アメリカの大学で音楽の学位を取得。日系アメリカ人三世の夫と結婚し、今はカリフォルニア州のサンノゼに暮らす。音楽教師として私立学校に勤務する一方で、長男トニー(自閉っ子)、次男ケニーの二児の母でもある。岡山県健康の森学園さくらんぼの会役員理事・国際音楽交流担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ルキシュ
3
アメリカと日本の違いにびっくりしましたが、交渉に体力を使うのは辛いから日本がいいな。 あと、親が情報端末なのも小学校で知りたかったなぁー。それが未だに良く分かっていなくて、親の呟きに振り回されているみたいです。親は自覚ないから、私が自身で選択していると思っているみたいですが。なかなか呪縛から逃げられません。正しい事なら、導かれていいんですけどね。2015/09/11
pocky
1
アメリカならではのよさ、日本のよさ、それぞれ感じるものがある。本にも書かれてる通りいいとこどりしながら、いい支援ができるといいな。2017/12/30
おはじき
1
安易な欧米礼賛に行かないところに好感が持てる。自閉症の当事者からすると欲しいのは配慮だけでなく、適性を見出してそれに期待してくれる存在だと思う。情だけでは人と人はつながりあえないですよ。2017/03/13
178
1
資料として斜め読みだが、目から鱗だった。特別支援教育の在り方から日本の民族性が見えた。一度アメリカの特別支援教育を自分の目で見てみたくなった。2011/04/24
言いたい放題
0
耳ふさぎは自閉っ子固有の権利。2022/04/18