内容説明
第24回「週刊金曜日ルポルタージュ大賞」選外期待賞入賞作品「原子力ムラと学校―教育という名のプロパガンダ」収録。
目次
第1章 原発出前授業 原発と放射能の授業をつくる
第2章 原発と放射能はどのように教えられてきたのか
第3章 「原子力教育」という名のプロパガンダ
第4章 「原子力ムラ」と学校現場
第5章 原発と放射能をどのように教えるのか
終章 未来への不安と大人への不信を超えて
著者等紹介
川原茂雄[カワハラシゲオ]
北海道立札幌琴似工業高等学校教諭(地歴公民科担当)。1957年、北海道長沼町生まれ。日本大学文理学部哲学科卒業。1980年、北海道北部の下川商業高等学校の社会科教諭となる。その年に、下川町で起きた「高レベル放射性廃棄物問題」をきっかけにして、原発と放射能の問題に関心を持ち、高校「現代社会」の授業の中で取り上げるようになる。2011年3月11日に起きた福島第一原発の事故をきっかけに、再び「原発と放射能の授業」に取り組み、その年の5月から市民に向けての「原発出前授業」を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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