内容説明
自然なお産を通して人間の生き方を老産科医が熱く語る。
目次
1章 七十八歳の産科医がたどりついたお産
2章 認識論―世の中をどのように見るか?
3章 宗教論
4章 性欲論
5章 文化論―日本人の心をとり戻す
6章 余禄
7章 対談―お産は喜び(吉村正×島袋伸子)
著者等紹介
吉村正[ヨシムラタダシ]
1932年愛知県岡崎市生まれ。名古屋大学医学部卒。医学博士。28歳から吉村医院院長。以来、二万例以上のお産をとりあげる。自然なお産を行う伝統的な日本家屋「お産の家」を建築し、医院の裏庭に江戸時代中期の古民家、通称「古屋」を移築。妊婦たちが薪割り、板戸ふき、井戸の水くみ、畑仕事などを行ないがら、体と心づくりに励む場となっている。全国を講演会で回るなど精力的に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koki Yamashita
2
素晴らしい本 自然に生きる、の、自然、ってなんなのか、考えさせられる2020/07/17
コモックス
1
さすがカリスマ助産師。理屈じゃなくて、自然を体で感じることが大事。自然出産を目指しながら理屈で色々考えている私には、ぴったりの本だった。2016/04/10
やえ
1
昔ながらの自然分娩について書かれた、現代の産科医学の常識を覆す一冊です。2012/08/15
ぴちょ
0
本来人間が持っている感覚的な部分を大事にしたいと思った。2013/10/14
ちきゃ★
0
ちょっと話題になった産婦人科医の本。ストンと染みる場面とそうでない場面があったが、今の日本には必要な人なのかもしれない。2012/01/07