内容説明
本書は、テレビやラジオ、新聞などで報じられる気象情報に使われている用語や、気象観測から天気予報の実際に使われている用語を詳しく理解するための基礎知識を、日本人にとって一番身近な雨と風を中心に、できるだけ分かり易くまとめ、「読む用語事典」とした。気象の面白さと合わせて、知的好奇心を満足させてくれるものである。
目次
本編
解説編(雨とは;雨には塵が重要;冷たい雨と暖かい雨;目先の細かい予報である降水短時間予報;雨模様と荒れ模様;変化する災害とこれに対応する警報や注意報;酸性雨は降っても被害が出にくい日本 ほか)
付録 雨と風を中心とした気象庁の沿革概要
著者等紹介
饒村曜[ニョウムラヨウ]
昭和26年新潟県に生まれる。昭和48年新潟大学理学部物理学科卒業、気象庁に入り、予報部予報課、総務部企画課、神戸海洋気象台予報課、気象庁観測部統計室などを経て、現在、気候・海洋気象部海洋気象情報室長
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