セルジュ・ゲンズブール - バンド・デシネで読むその人生と音楽と女たち

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  • サイズ B5判/ページ数 89p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784907583996
  • NDC分類 762.35
  • Cコード C0074

出版社内容情報

いつの時代も、人々を挑発し、激怒させ、魅了してやまない、

天才アーティストの生涯を描いた傑作コミック。待望の翻訳刊!没後25年記念出版!

限定生産1,500部。

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良識なんてクソくらえ。

フランス人が愛して、憧れた人生がここにある。



いつの時代も、人々を挑発し、激怒させ、魅了してやまない、

天才アーティストの生涯を描いた傑作コミック。待望の翻訳刊!



フランス人BD作家による、真実のゲンズブール。

入門書としても、最適な1冊。



訳者・鈴木孝弥による「ゲンズブールの新たな愉しみ?最新リスナーズ・ガイド」(1万4千字!)を補稿として収録。



逝去に際しては、あのミッテラン大統領も弔辞を読んだ、

歌手であり作詞・作曲家、映画監督、俳優、小説家。

数多くのヒット曲(「ジュ・テーム…モア・ノン・プリュ」「ラ・ジャヴァネーズ」「唇によだれ」「ボニー&クライド」「夢見るシャンソン人形」など)や、映画を作り、

型破りな発言で、世界を挑発し続けた。

現在では、ベックをはじめ、ルーファス・ウェインライトなど、多くのアーティストが、

その影響を公言している。



<ゲンズブールがやったヤバいこと>

・アイドルにきわどい隠喩のエロい歌を歌わせた。

・恋人のアノ声を楽曲にサンプリング。

・実の娘と近親相姦的な歌詞のデュエット・ソングを発表。

・フランス国家をレゲエにアレンジして、右翼から脅迫される。

・ホイットニー・ヒューストンにI want to fxxx herと暴言。

・生放送中にお札を燃やして大ヒンシュク。



ジェーン・バーキン、ブリジット・バルドー、フランス・ギャル、アンナ・カリーナ、ヴァネッサ・パラディなど、

魅力的な女性たちに彩られつつも、絶望と孤独に生きた、不良フランス人の生涯を、

極上のバンドデシネ(フランスでは9番目のアートとされる)で描いた傑作!

フランソワ・ダンベルトン[フランソワダンベルトン]
有名漫画『Pif le chien(犬のピフ)』の作画でプロ・デビュー。次いで『Tintin』『Spirou』『Mickey』などのコミック誌で描きながら、グレナ出版のコミック作品の原作者の仕事も始める。若者向けの各種イラストレイションを描き続けると同時に、新聞雑誌の挿し絵も描いている。また、本作のような映画界やシャンソン界の偉人のバンド・デシネによるバイオグラフィー作品の原作構成も得意としている。

アレクシ・シャベール[アレクシ シャベール]
熱烈な音楽愛好家であるシャベールは、まずプロのギタリストを目指してパリ国立高等音楽院で学んだ。しかし、音楽と並ぶ情熱を傾けていたイラストレイションの道で生計を立てることとなった。広告イラストレイターを経て、1996年、デルクール出版の『Rogon le Leu』シリーズの作画でバンド・デシネ・デビュー。フランソワ・ダンベルトンとのコンビで、B.D.による数々のアーティストのバイオグラフィー作品を発表している。

鈴木孝弥[スズキ コウヤ]
音楽ライター、翻訳家。『ミュージック・マガジン』レゲエ・アルバム・レヴュワー。近訳にマリー=エディット・ラヴァル『フランスからお遍路にきました。』、マティルド・セレル『コンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル』、ブリュノ・コストゥマル『だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ?―ジャズ・エピソード傑作選』、ヤツェク・ヴォジニアク『マヌ&チャオ』など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マリリン

45
バンドデシネ最高! 20才まで父親のピアノを聴き育ったセルジュ・ゲンズブールの人生は、酒とバラの日々という言葉が似合いそう。色彩からフランスの香りを感じる。人生の終焉のシーンが特に気に入った。「ジェーン&セルジュ」は娘が持っていたので聴いた記憶があるが、同世代の友達が聴く曲以外にも思いがけない曲を聴いていた。親の影響悪か。 第九の芸術? まさに芸術作品。谷口ジローが影響を受けたという話も納得。画集としても秀逸。数冊読んだバンドデシネ(本書以外は購入本)の中でも群を抜く画の美しさ。購入して手元に置きたい。2021/07/28

ゆうきなかもと

6
全然知らなかったけど、カッコイイね!色々音楽聞いてみたい!2020/04/12

TOMYTOMY

1
解説が素晴らしい!2019/09/30

Satoru Moriaki

0
某映画より余程こちらの絵作りのほうがゲンズブールらしいと思いました。現代的な視点による音楽の解説も非常に興味深かく読みました。2017/03/10

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