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目次
第1章 本当はあまり知られていないダウン症のはなし(ダウン症のことは「わかって」いない;基本的な知識 ほか)
第2章 ダウン症のある人の青年期・成人期(成人期の知的障害者の健康;成人期に見られる「適応障害」 ほか)
第3章 ダウン症の家族支援(障害受容・子ども受容;障害受容への支援 ほか)
第4章 出生前診断をめぐって(「おなかの赤ちゃん」の診断;「新しい出生前検査」騒動)
著者等紹介
玉井邦夫[タマイクニオ]
1959年生まれ。東北大学大学院修了後、情緒障害児短期治療施設にセラピストとして勤務。その後、山梨大学教育人間科学部に着任し、現在は大正大学人間学部臨床心理学科教授、公益財団法人日本ダウン症協会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tu-ta
6
7-11で購入。午前中、図書館で読了。これからメモを書こうと思っていたのだが、その直後に数年前ダウン症の子どもが生まれた古くからの友人家族3人とばったり出会って、あげてしまったので。メモは書けない。ま、ぼくが持ってるよりは役に立つだろうから、よしとしよう。障害児を持つ親にとって超えなければならないものとして、自分よりも子どものことをよく知っている他者と出会うこと、というようなことが書いてあって、別の知り合いの顔が浮かんだ。2015/10/24
ヒナコ
4
坂井律子の『いのちを選ぶ社会』の参考文献から辿って読んでみた。 ダウン症の方のライフコースについてほとんど何も知らなかったので勉強になった。ダウン症の方は青年期以降に精神障害を併発するケースが多いことが書かれてあって、非常にショックを受けた。脳の先天的機能障害による精神疾患ということではない、社会的なサポートの欠如による疾病の可能性が書かれており、社会的な課題を思い知った。 保険適応させるために疾病名が生産されることや 、先天的障害と加齢による機能低下を並列に考えることなど、沢山の示唆に富んでいた。2019/06/12
まこ
3
ダウン症の社会性について、この年齢なら分かっているという周囲の反応が本人にとって、ストレス 。それはそうよね~と思った。2020/07/06
まこ
1
ダウン症の社会性について。この年齢ならわかっているという周囲の反応が本人にとって、本人にとって、ストレス。 それはそうよね~と思った。2020/07/06
iquot
1
ダウン症に関する誤解を解き、誠実にダウン症に関わっての知見が有益だった。メジャー・リーグの片腕の投手アボット選手の言葉が印象に残った。「本当に勇気があったのは、私に野球をしようと連れ出した父親だった。」そういう親になりたいと思った。2018/03/24