内容説明
「photography is first of all,a way of seeing.It’s is not seeing itself[写真とは、まず、ある種の見方だ。それは見ることそれ自体ではない]と、スーザン・ソンタグは書きました。その通りだと思います。でも僕はあえてもう一度、seeing itselfから考えてみたいと思っています」(はじめに)。ソンタグの言葉を皮切りに、著者がこれまでに撮影・制作と並行して長く扱ってきたトピックたち―心理学者ジェームズ・J・ギブソンが提唱する「アフォーダンス」、画像における二重性、中平卓馬についてのある仮説、カメラ・オブスクラ実践―に言及し、そこへ作例と実作、そして引用と断章を交える。写真を見る・撮ることについて、ホンマタカシの理論・実践・印象。
目次
1(なぜ、見ているとおりに写真が撮れないのか?課題1 単眼性についてのワークショップ;自分の顔は恐ろしい;課題2 画像の知覚における二重性;ワークショップ1 武蔵野美術大学空間演出デザイン学科 3年次空間1(インテリアデザイン)C課題 2019-2023)
2(生態心理学者・佐々木正人さんとの対話;トウキョウの朝;神様とアンビエントライトと5 minutes;きわめてよいふうけい 生態心理学的中平卓馬論)
3(Back to the cave;川端康成「雪」から;建築で、建築をあるいは都市を撮る;ワークショップ2 東京大学建築学専攻千葉研究室 3年次造形第六課題 2016-2024;東京大学大学院工学系研究科教授・千葉学さんとの対話;父親が死んだ)
著者等紹介
ホンマタカシ[ホンマタカシ]
写真家。1962年、東京都生まれ。1999年『東京郊外』(光琳社出版)で第24回木村伊兵衛写真賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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