内容説明
この本では、名画の細かな部分(ディテール)に注目し、それを探すたくさんのクイズが出題されます。絵の中のディテールを観察すると、いろんな「楽しい発見」に気づくことでしょう。「美術に親しむ」をテーマに、フランスで刊行された話題の絵本です。
著者等紹介
ランビリー,エリザベート・ド[ランビリー,エリザベートド] [Lambilly,Elisabeth de]
1968年、フランスのパリ生まれ。歴史学を学ぶ。出版社勤務を経て、現在はフリーランスとして子どものための芸術、科学、歴史などの本を執筆している。実話に基づきながら自らのアレンジを加えた作品が多い。現在は、ノルマンディーに暮らしている
大澤千加[オオサワチカ]
1994年に渡仏。エコール・デ・ボザールで美術を学び、絵本作家となる。フランスの出版社l’´ecole des loisirs、Nathanなどから多くの作品を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
47
名画の中のモチーフやディテールを見つける遊びができる楽しい絵本。クロード・モネあり、エジプト壁画あり、ボッティチェリあり、エロあり。いや、エロといっても、いかがわしい絵ではなくて、「エロ」という名前の画家の「食物の眺め」という作品(1962年)なんですけどね。飽食の時代を批評した、食べ物であふれる楽しい絵です。ユニコーンガンダムに出てくる「貴婦人と一角獣」のタペストリーも収録されてますので、ガンダムファンにもおススメ。2018/02/25
ごへいもち
18
読友さんご紹介、楽しみました2018/03/15
魚京童!
16
一つの本のカタチだと思う。2016/07/13
いっちゃん
8
こどもは、やっぱり探すの大好き。遊びながら美術に触れられるので、嬉しい。2018/01/05
こいこい
3
何メートルもある実物を見たら、自然とディテールまで見ているんだろうけど、本で見るとするならこんな風にクイズにしてもらうことで、より細かなところも気づかせてもらえるなー。ただ、時間がかかるのでヒマな時にゆっくり読みたい本だな、と思いました。2018/03/22