内容説明
世の中を豊かにしたのは、経済学ではない。より良い社会と未来を「労働」と「生産」から検証・考察する、渾身の提言の書。
目次
第1部 国は、国民に貨幣を供給できるが、国民から借金はできない(日本銀行は単独では貨幣を供給することはできない;中央銀行の歴史;2種類のお金がある ほか)
第2部 日本国民は1千兆円もの所得を喪失してしまったことを証明する(市場原理の限界;生産現場の変化と、製造業就業者数の減少;生産性のパラドックス ほか)
第3部 未来への課題(生産を見よ、貨幣を見るな;経済は人間がつくったものであるから、人間がコントロールしなければならない;資本主義とは ほか)
著者等紹介
岩崎真治[イワサキシンジ]
1954年山口県生まれ。関西大学文学部第二部中退。各種職業を経た後、二〇代後半で施盤工に就き、今も現役の職人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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