出版社内容情報
大量消費・大量生産の社会で増え続けてきたプラスチックごみ。近年、そのごみが自然環境や人や動植物へ害を与えることが分かり、世界的に深刻な問題となっています。"プラスチックごみの分別"を通じて、環境問題解決へ私たちが今できることを学びます。写真と絵の解説、最新情報で分かりやすく、調べ学習に最適!
目次
1 プラスチックの始まりって?
2 世界中がプラスチックごみだらけ
3 町なかのポイすてごみが、やがて海へ
4 プラスチックのここが問題1 劣化してマイクロプラスチックになり、有害物質を引きよせる
5 海を汚染するプラスチック
6 プラスチックのここが問題2 海の生きものの命をおびやかし、生態系までも汚染する
7 プラスチックのここが問題3 プラスチックがつくられたときの添加剤がとけて、人体に入りこむ
8 プラスチック、燃やす?リサイクルする?リユースする?9 プラスチック、まずリデュース!使う量をへらそう
10 バイオプラスチックと環境問題
著者等紹介
高田秀重[タカダヒデシゲ]
東京農工大学農学部環境資源科学科教授。国内外で、プラスチックと環境ホルモンの影響を調べ、研究をおこなっている。2005年から、世界各地の海岸でひろったマイクロプラスチックを集めて調査する「インターナショナル・ペレットウオッチ」を主宰し、世界各国で活動している。プラスチックと生ごみの焼却には反対で、プラスチックは使用をへらすこと、生ごみはコンポストをすすめている。プラスチックの問題を多くの人に向けて発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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