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内容説明
1970年代半ば。「銀河よりの使者」や「正義のマッドサイエンティスト」を名乗って、全米を狂喜と昴奮のズンドコにおとしいれた怪人たちがいた…。それは、ジョージ・クリントンとPファンク軍団。しかし…なぜ、宇宙船でステージに着陸したのか?なぜ、アーサー王とドラキュラをマッシュアップしたのか?なぜ、ブラックホールと宇宙創造を語ったのか?彼らのせいで道を踏み外し、人生設計が崩壊したのがQBこと丸屋九兵衛だ。本書は、そのQBがPファンク軍団の哲学と神話を、歌詞から読み解かんとする壮絶な試みである…
目次
Pファンク…ってなんだ?!
ミルキーウェイに消えたラジオ局
博士が愛した怪物
クールの肖像
セサミ街よりの使者、ネズミーランドに行く
40年後のチョコレート街
黒条旗よ永遠なれ
クリントン、宇宙を語る
老いたる霊長類の星へのファンク
ファンクな湖畔の森のかげから。あるいは剣と魔魂の物語
アフロな未来へ逆回転:ファンク・アポン・ア・タイム
著者等紹介
丸屋九兵衛[マルヤキュウベエ]
創業から40数年の老舗黒人音楽専門誌『ブラック・ミュージック・リヴュー』あらためヒップホップ/R&B専門サイト『bmr』編集長、黒人音楽評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
河村祐介
2
機智とユーモア、そしてアフロフューチャリズムへと飛躍するPファンクのなんたるかを解説した本で、ある意味で日本で日本語を母語として生きている人間にとってもっとも触れにくいPファンクの魅力をさらっと教えてくれる本かも。2017/01/19
スプリント
0
ジョージ・クリントンもPファンクも本書を読むまで知りませんでした。妙に熱いテンションと自信満々なジョージ・クリントン氏に惹きつけられました。新しい世界を知ることができて満足です。2017/03/20
こはく丸
0
圧倒的な知識と興味の塊をサラっと読ませる文章力がさすが。いやー面白い。2018/03/20