内容説明
今も昔もラップの聴かせどころは、記憶に残る決めゼリフだ。三十数年のヒップホップ史を飾ってきたラッパーたちの名文句…脳みそを揺さぶること必至のフレーズたちが、この本にある。
目次
第1章 ディス&ビーフ
第2章 リル・ウェインがいっぱい
第3章 高慢と金言
第4章 ドラッグ、アルコール、非合法シット
第5章 ジ・アート・オブ・笑い
第6章 セックス・オン・ザ・ビ●チ
第7章 伝えたいことがある
著者等紹介
丸屋九兵衛[マルヤキュウベエ]
創業から40数年の老舗ブラック・ミュージック専門誌『ブラック・ミュージック・リヴァー』あらためヒップホップ/R&B専門サイト『bmr』編集長にして、特殊・黒人音楽評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
72ki
1
私も英語後進国の典型的な一国民なので、正直言って歌詞はチンプンカンプン、サウンド中心でヒップホップを聴いてしまっている。というわけで、こんな副読本を待っていました。背景解説も単なる説明(としても必要充分ですが)だけに留まらず鋭い批評にもなっていて、読み物としてもおもしろかった。―「俺は真実を語るが、それはおまえたちにとって 異国の言語。」リル・ウェイン(051p)― まあ、ホントに異国の言語なんですけどネw2014/03/11
ノロヒトシ
1
生きた言葉とはこういうこと。2014/03/11
arnie ozawa
0
東海岸系がかなり少なめなのが残念ではあるのですが、まあ、南部とかの方が面白いライムがあったりするような。それにしても、背景となる情報を知らないと意味不明な詞を解説した後の著者のでもそれでいい、「そもそも、ヒップホップは聴き手の知識を試すものでもある」との指摘は至言。このパターンで日本語ラップの本も欲しいなぁ。当然その時はこの本でのLil Wayneの様にキエるマキュウだけで一章を割いて欲しいです。2015/12/03
Shinji Aoki
0
昔は洋楽hiphopの歌詞の訳とか読んでたけど直訳過ぎてさっぱり意味がわからんかって読むのやめた。スラングとかディスやビーフがわからないとどうしょうもない。2015/10/13
bpm95
0
金は眠らない。 だから俺は休めない。2014/08/25