目次
前史
“庶民・大衆の党”公明党結成
衆議院に進出
現場主義の「総点検シリーズ」
政党で初の「福祉社会トータルプラン」発表
“開かれた国民政党”路線
日中国交回復実現へレール敷く
野党間の連合構想と公・共「憲法論争」
安保・自衛隊政策を現実的に転換
「中道政治」の理念・路線を今日的に明確化
PKO法成立を主導
歴史的な細川連立政権に参加
新たな政権勢力構築へ新政党に参加
公明の政権参加、憲法上問題なし
自民党との連立政権に参加
連立政権で「改革のエンジン」役
連立政権内で“歯止め”役も
“衆参ねじれ”で政治が停滞
大震災の復旧・復興の先頭に
消費税10%時に「軽減税率」導入
憲法の平和主義守った公明党
現場主義の「100万人訪問・調査」運動
連立20年の自公政権
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コギー
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三度目の再読。2020/08/30
コギー
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思うところあって、再読。公明党にとって最大の転換は、1999年に自自公連立政権に参加したこと。当時の首相、小渕が倒れ(間もなく死去)、後任の首相を自民党有力者5人が密室で森喜朗に決めた際、公明党の支持母体である創価学会も大きく関与していた疑惑がある。その後の政権でも、節目ごとに公明党や創価学会の動向が大きく関与していた。今回、辞任の意向を表明した安倍政権が「安倍一強」となった背景にも、公明党の存在が大きく影響していたという。近く行われる「ポスト安倍」を決める総裁選にも公明党が大きく関与するだろう。2020/08/29
コギー
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思うところあって、図書館で借りて読む。2014年刊行、2019年増補版刊行、初出は月刊『公明』2012年10月号~2014年10月号。公明党が自ら、池田大作創価学会会長(現・名誉会長)の発意によって結成され、彼の指針のもとで今日まで活動してきたという(これまでは言わずもがなのこととされてはきたが、何故か一般のメディアでは敢えて取り上げられることがなかったことを)明らかにしたという、画期的な一冊。2020/08/26