沸点―ソウル・オン・ザ・ストリート

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784907239190
  • NDC分類 316.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報



チェ ギュソク[チェ ギュソク]
1977年韓国・慶尚南道晋州生まれ。祥明大学漫画学科卒。98年デビュー。おもな著書に『大韓民国原住民』『錐』などがある。2003年にはフランスのアングレム国際漫画フェスティバルに招待され、「卓越した感性をもつ漫画家」と評された。大韓民国漫画大賞優秀賞をはじめ数々の賞を受賞。

加藤 直樹[カトウ ナオキ]
1967年東京都生まれ。出版社勤務を経てフリーランスに。著書に『九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響』(ころから)、共著に『NOヘイト!』『さらば、ヘイト本!』(共にころから)、『戦争思想2015』(河出書房新社)がある。

クォン ヨンソク[クォン ヨンソク]
1970年韓国ソウル市生まれ。一橋大学大学院法学研究科准教授。2003年一橋大学大学院法学研究科博士課程修了(法学博士)。ソウル大学、早稲田大学韓国学研究所で客員研究員を歴任。著書に『岸政権期の「アジア外交」』(国際書院)、『「韓流」と「日流」』(NHK出版)、訳書に李徳一著『イ・サンの夢見た世界』がある。

内容説明

1980年代韓国の民主化闘争を描いたグラフィック・ノベルが立憲主義の危機にある日本を撃つ!

著者等紹介

チェギュソク[チェギュソク]
1977年韓国・慶尚南道晋州生まれ。祥明大学漫画学科卒。98年デビュー。2003年にはフランスのアングレム国際漫画フェスティバルに招待され、「卓越した感性をもつ漫画家」と評された。大韓民国漫画大賞優秀賞をはじめ数々の賞を受賞

加藤直樹[カトウナオキ]
1967年東京都生まれ。出版社勤務を経てフリーランスに

クォンヨンソク[クォンヨンソク]
1970年韓国ソウル市生まれ。一橋大学大学院法学研究科准教授。2003年一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了(法学博士)。08年より現職。ソウル大学、早稲田大学韓国学研究所で客員研究員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チェアー

19
電車のなかで号泣して困った。韓国の民主化運動がどんな状況で、何を目指して行われていたか、なぜ激しい労働運動がいまも続いているのかが体感をもってわかる。当時の韓国では、民主主義がパンに相当したから、すべての人が死を恐れず、いや、死を恐れる人も運動に参加できたのだろう。そして、問われる。お前はこの時、どこにいた?何をしていた?これから何をする?2018/02/12

niaruni

18
「民主主義とは大切な、しかし破れやすい一枚の白紙」は本当だ。日本は民主主義を市民が戦わずして手に入れた。だから「乱暴に扱えばしわくしゃなゴミになってしまうし、少し目を離しているあいだに、誰かに落書きされてしまうかもしれない」という自覚が足りない。「でも、それがなくては夢みることもできない、破れやすいこれど大切な、そんな白い紙」なのに。紙が汚れてから、なくなってから、取り上げられてからじゃ、遅い! そのことに気づかないと。2018/01/08

えと

17
大統領を辞任へ追い込む、あの民のエネルギーの「素地」は一体何か、と思っていた矢先、たまたま見かけた映画の書評に、本書が紹介されていた。1987年の民主化デモ「6月抗争」。様々な団体、宗教団体までひとつになった抗争。なるほど。素地の一端を見た気がする。2017/01/22

ちゅんさん

16
お隣韓国が民主化されたのがこんなに最近のこととは知らなかった。そして民主化を勝ち取るためにこんな民主化デモがあったことももちろ知りませんでした。これは韓国現代史を描いた漫画ですが、これを読むと何かが変わる本だと思います。2018/01/07

jamko

15
光州事件を題材とした観光のグラフィック・ノベル。国民への弾圧の酷さに背筋が凍るとともに学生たちの粘り強い運動がある日「沸点」を超え国全体に拡大する様に胸が熱くなる。全体もうまく見せながら一つの家族にフォーカスしてるのがいい。民主運動に飛び込んだ大学生クォン、息子の行動と亡き母の記憶に背中を押され自らも運動にのめり込んでいく母、「長男だから」と運動には関わらず就職した兄、「女だから」と進学を許されず工場で働く姉、保守的ガンコな父。家族、そして社会さえも変えることができる、という希望の物語でもあると思う。2017/11/28

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