目次
第1章 聖地巡礼(八幡の故郷 宇佐;東国の要 伊豆山;円空の淵源 白山;海神の本拠 宗像)
第2章 神と仏(三徳山三佛寺投入堂;ご神像;四国お遍路;西大寺叡尊と五輪塔)
第3章 白洲正子の足跡を追う(「春日の春日の国」を巡る;湖北の仏;かくれ里の秘仏)
第4章 海外にて(米国「美」の殿堂;百済の古都)
著者等紹介
白洲信哉[シラスシンヤ]
1965年東京都生まれ。細川護煕元首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。その一方、広く日本文化の普及につとめ、書籍編集、展覧会などの文化イベントの制作に携わる。骨董古美術専門誌、月刊『目の眼』前編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へへろ~本舗
5
何という美しい本だろう。最初に投入堂の見開き。ふんだんに使われた写真。エッセイもじっくり読んだ。聖地巡礼のしんとした静けさに満ちた写真。仏像の厳かな写真。次はどんな写真を見られるのかドキドキしながらページをめくった。古美術と骨董の本「目の眼」に連載されていたエッセイ。2018/10/12
kaz
0
古美術や骨董の月刊誌「目の眼」に掲載された文章や写真を再構成。エッセイ部分はかなりスルーして、専ら写真とその解説をフォロー。銅造伊豆山権現立像の修理前と修理後の対比、三徳山三佛寺投入堂に至るまでのルート等、他の同類の本では見られないような写真が嬉しい。仏教や神道の聖地の写真を眺めているだけで、厳かな気分になってくる。 2018/09/23