ゲンロン 〈12(2021 Decembe〉 特集:無料とはなにか

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ゲンロン 〈12(2021 Decembe〉 特集:無料とはなにか

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  • サイズ A5判/ページ数 492p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784907188429
  • Cコード C0010

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

48
①宇野重規と東の対談。真のリベラルは保守思想を取り込んだ先にみえてくる。②最も長く先行研究の引用も多い東の論考。先の対談を受けるような内容で、開かれ一辺倒は周囲からみると閉ざされているようにみえる。この周囲とは「観光客」のことであり、それが「家族」(共同体)になるにはどうしたら良いか。従来、家族は閉鎖性を意味する言葉として使われてきた。これに対してウィトゲンシュタインの言語ゲームは、ある規則からある規則へ、いつの間にか移行している閉ざされないものの隠喩として使われている。家族的類似性はこれを共同体で考えた2021/09/17

まいこ

19
みんなで貧しくなろう助け合って行こう、みたいな脱成長コミュニズム?みたいな話を最近よく見るけど、井上智洋先生の「反緊縮加速主義」の脱労働社会のほうが私は断然、住みたいな。「文化左翼」が声高に言う連帯や助け合いは、体育会系村社会みたいで息苦しいし、贈与された以上のお返しをしないとコミュニティにいられなくなったりで苦労しそう。脱労働社会になったら?ゆっくり天体ショー見たり、猫の保護活動して暮らしたい2021/12/14

マープル

9
東浩紀「訂正可能性の哲学、あるいは新しい公共性について」を読了。要約の神、あずまんの真骨頂発揮。濃厚。しかし一気に読ませる。とてもレビューできない。この論文ともう一つ追加の論文が入った『観光客の哲学(増補改訂版)』が出るそうなので楽しみ。2021/10/16

マープル

8
冒頭の宇野重規+東浩紀「観光客の民主主義は可能か」を読了。民主主義、保守主義、プラグマティズムについて。日本学術会議問題で時の人となられた宇野先生と東の対談。保守主義についての議論で、従来の保守主義にとどまらずに、観光客的な存在を介することによる「再帰的保守主義」を東は提起する。ここは凡百の保守論客にはできない芸当だ。これで東は再帰的保守主義派リベラルとでもなろうか。スリリングな対話だった。2021/10/06

とんこつ

7
タンザニア経済を研究している小川さやかさんの論考が特に興味深かった。表面的にであっても公平さを目指した社会設計が敷かれている近代社会と違って、「この世は不条理で不平等なのだ」というコンセンサスが基盤にあるタンザニア社会。しかし、だからこそ、杓子定規的に対応するのではなく、その都度相手の事情を考慮して商売が行われることが多くなる。結果として、後者の社会が「人間」を置き去りにしていないという点において、とても興味深いパラドクスが起きていると思った。全編を通して読み応えのある記事が多かった。2021/12/10

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